特許
J-GLOBAL ID:200903020082738432

電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-085612
公開番号(公開出願番号):特開2000-283315
出願日: 1999年03月29日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 電磁弁1の開弁動作に伴う衝撃音の発生を無くすこと。【解決手段】 電磁弁1は、弁体12を開弁方向へ付勢する第1のスプリング13と、弁体12を閉弁方向へ付勢する第2のスプリング14とを備え、電磁装置をOFFした状態で、第1のスプリング13と第2のスプリング14の付勢力が釣り合った所定の開弁位置に弁体12を静止させる。第2のスプリング14は、不等ピッチを有し、非線形の荷重特性を有している。これにより、第1のスプリング13と第2のスプリング14との合成荷重特性は、最終的に弁体12が静止する位置から閉弁側の荷重特性よりオーバーシュート側の荷重特性の方が傾きを大きくできる。このため、弁体12が静止位置から弁口16を閉じる閉弁位置まで移動する第1の移動ストロークS1 に対し、弁体12が静止位置を超えてオーバーシュートした時の第2の移動ストロークS2 を小さく設定することが可能である。
請求項(抜粋):
流体通路を開閉可能に設けられた弁体と、この弁体を開弁方向へ付勢する第1の付勢手段と、前記弁体を閉弁方向へ付勢する第2の付勢手段と、通電時に発生する磁力を受けて可動する可動部を有し、この可動部の移動に伴って前記弁体を前記第1の付勢手段の付勢力に抗して閉弁させる電磁装置とを備え、前記電磁装置を通電停止した状態で、前記第1の付勢手段の付勢力と前記第2の付勢手段の付勢力とが釣り合った所定の開弁位置に前記弁体を静止させる電磁弁であって、前記電磁装置を通電した時に前記弁体が前記開弁位置から閉弁位置まで移動する距離を第1の移動ストロークとし、前記電磁装置を通電停止した時に、前記弁体が前記第1の移動ストロークを移動する間に前記第1の付勢手段に蓄えられる弾性エネルギと略同等の弾性エネルギが前記第2の付勢手段に蓄えられるまで前記弁体が前記開弁位置を超えて移動する時の前記開弁位置からの移動距離を第2の移動ストロークとした場合に、前記弁体が前記第2の移動ストロークを移動できるだけのスペースを有し、且つ、前記第2の付勢手段の荷重特性を非線形とすることで、前記第2の移動ストロークを前記第1の移動ストロークより小さく設定したことを特徴とする電磁弁。
Fターム (13件):
3H106DA07 ,  3H106DA09 ,  3H106DA12 ,  3H106DA23 ,  3H106DB02 ,  3H106DB12 ,  3H106DB32 ,  3H106DC02 ,  3H106DC17 ,  3H106DD03 ,  3H106EE19 ,  3H106GC10 ,  3H106KK17
引用特許:
出願人引用 (11件)
  • 2段ピッチ圧縮コイルばね
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-350856   出願人:日本発条株式会社
  • 特開昭62-233580
  • 特開平4-277384
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審査官引用 (11件)
  • 2段ピッチ圧縮コイルばね
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-350856   出願人:日本発条株式会社
  • 排気バルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-174508   出願人:マサチューセッツ・インスティチュート・オブ・テクノロジー
  • 特開昭62-233580
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