特許
J-GLOBAL ID:200903020284386538

マグネシウム合金用渦電流探傷装置および渦電流探傷方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-065841
公開番号(公開出願番号):特開2007-240427
出願日: 2006年03月10日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
【課題】マグネシウム合金ワイヤやパイプの機械的特性に影響を及ぼす微小な表面疵の渦電流による探傷ができるようにする。【解決手段】検出コイルL10、L20と、検出コイルL40、L50を近接させて、マグネシウム合金の搬送路Mgに沿って一列に配置し、その検出コイルL20、L40の間に共振コイルL30を設ける。前記共振コイルL30は、容量手段を接続して回転移相手段30とし、容量手段を調節して共振周波数を調整できるようにする。探傷時には、共振コイルL30の共振周波数を調整して、検出コイルL10、L20、L40、L50に鎖交する磁束数を変化して、ノイズ電流を減少させることにより、ノイズと疵との信号の位相差θ3を大きくする。こうすることで、疵の信号を峻別できるようにして、マグネシウム合金ワイヤもしくはパイプの探傷ができるようにする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直列に配置した第1と第2の検出コイルと、直列に配置した第3と第4の検出コイルとを近接させて、マグネシウム合金ワイヤもしくはパイプの搬送路に沿って一列に配置し、その一列に配置した第2と第3の検出コイルの間に共振コイルを設けるとともに、 前記第1と第2の検出コイルを互いに逆相となるように配置し、一方、第3と第4の検出コイルは互いに逆相で、かつ、第2の検出コイルと第3の検出コイルとが逆相となるように配置して、前記第1の検出コイルと第3の検出コイルを直列に接続し、前記第2の検出コイルと第4の検出コイルとを直列に接続して、第1の抵抗及び第2の抵抗とでブリッジ回路を形成するように接続するとともに、前記共振コイルの共振周波数を調整する回転移相手段を備え、 前記ブリッジ回路に所定の高周波信号を印加して、その際、共振コイルの共振周波数を調整し、前記検出コイルの誘導電流を調整して、マグネシウム合金ワイヤもしくはパイプの外面を探傷するマグネシウム合金用渦電流探傷装置。
IPC (1件):
G01N 27/90
FI (1件):
G01N27/90
Fターム (18件):
2G053AA11 ,  2G053AB21 ,  2G053BA02 ,  2G053BA12 ,  2G053BA14 ,  2G053BB02 ,  2G053BC02 ,  2G053BC07 ,  2G053BC08 ,  2G053BC14 ,  2G053CA03 ,  2G053CA17 ,  2G053CB05 ,  2G053CB16 ,  2G053CB30 ,  2G053DA02 ,  2G053DA09 ,  2G053DB03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-65667号公報
審査官引用 (5件)
  • 特許第2882856号
  • 応力腐食割れ深さの測定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-215110   出願人:住友化学工業株式会社
  • 渦流探傷装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-210772   出願人:三菱マテリアル株式会社, 有限会社日本エステック
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