特許
J-GLOBAL ID:200903020558276122

再生信号品質評価方法および情報再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥田 誠司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-196099
公開番号(公開出願番号):特開2003-141823
出願日: 2002年07月04日
公開日(公表日): 2003年05月16日
要約:
【要約】【課題】 最尤復号を用いて得られた2値化結果の誤り率を適切に予想することができる指標に基づいて信号品質を評価する方法を提供する。【解決手段】 時刻k(kは任意の整数)において複数の状態をもち、時刻k-j(jは2以上の整数)での状態から時刻kでの状態に至るまでn(nは2以上の整数)通りの状態遷移列をとり得る状態遷移則を有し、n通りの状態遷移列のうち最も確からしい状態遷移列を推定する最尤復号方式において、n通りの状態遷移列のうち最も確からしい状態遷移列の時刻k-jでの状態から時刻kでの状態に至るまでの状態遷移の確からしさをPAとし、2番目に確からしい状態遷移列の時刻k-jでの状態から時刻kでの状態に至るまでの状態遷移の確からしさをPBとし、時刻k-jから時刻kまでの復号結果の信頼性を|PA-PB|とすると、所定の時間あるいは所定の回数、|PA-PB|の値を求め、そのばらつきを求めることで最尤復号の2値化結果の誤り率と相関のある信号品質を示す指標が得られる。
請求項(抜粋):
時刻k-j(kは3以上の整数、jは2以上の整数)における第1状態Sk-jから時刻kにおける第2状態Skへと遷移するn(nは2以上の整数)通りの状態遷移列のうちから最も確からしい状態遷移列を選択する最尤復号方式によって再生信号の復号を行なう場合における、前記復号された信号の品質評価方法であって、前記時刻k-jから時刻kまでの所定の期間jにおける前記n通りの状態遷移列を規定する前記第1状態Sk-jと前記第2状態Skとの所定の組み合わせを検出する工程と、前記検出された前記所定の組み合わせによって規定される前記n通りの状態遷移列のうちの最も確からしい第1の状態遷移列の前記所定の期間jにおける状態遷移の確からしさを表す指標をPaとし、2番目に確からしい第2の状態遷移列の前記所定の期間jにおける状態遷移の確からしさを示す指標をPbとするとき、|Pa-Pb|を用いて前記時刻k-jから時刻kまでの復号結果の信頼性を判断する工程とを包含する再生信号品質評価方法。
IPC (7件):
G11B 20/18 550 ,  G11B 20/18 501 ,  G11B 20/18 ,  G11B 20/18 520 ,  G11B 20/18 534 ,  G11B 20/10 321 ,  G11B 20/10 341
FI (7件):
G11B 20/18 550 C ,  G11B 20/18 501 C ,  G11B 20/18 501 F ,  G11B 20/18 520 C ,  G11B 20/18 534 A ,  G11B 20/10 321 A ,  G11B 20/10 341 B
Fターム (8件):
5D044BC01 ,  5D044BC02 ,  5D044CC04 ,  5D044FG01 ,  5D044FG02 ,  5D044FG05 ,  5D044GK18 ,  5D044GL32
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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