特許
J-GLOBAL ID:200903020847092560

複核錯体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-143904
公開番号(公開出願番号):特開2004-359677
出願日: 2004年05月13日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】特定方向への電子移動に優れた、とりわけ光などの活性光線を照射した場合の複核間の電子移動に優れた構造を有する新規な複核錯体を提供すること。【解決手段】 一般式(1)で表される錯体であって、 (L0)l1(X0)l2M0[(BL)m{M(L)n1(X)n2}pm]q (1)(L0は、結合性官能基を有する複素共役環からなり、遷移金属原子に配位できる2座以上4座以下の配位子を表し、Lは、遷移金属原子に配位できる複素共役環からなる単座以上3座以下の配位子を表し、X0、Xは、それぞれ独立に複素共役環を有さないアニオン性または中性の配位子を表し、M0、Mは、それぞれ独立に遷移金属原子を表し、BLは、複数の遷移金属原子に配位できる部位を有する配位子を表す。)BLの複数の遷移金属原子に配位できる部位は、1つの複素共役環を有さない配位構造と、少なくとも1つの複素共役環を有する配位構造を有し、M0に配位する単数又は複数のBLは、全てM0に複素共役環を有さない配位構造で配位している複核錯体。【選択図】選択図なし。
請求項(抜粋):
一般式(1)で表される錯体であって、 (L0)l1(X0)l2M0[(BL)m{M(L)n1(X)n2}pm]q (1) (ただし、L0は、結合性官能基を有する複素共役環からなり、遷移金属原子に配位できる2座以上4座以下の配位子を表し、Lは、遷移金属原子に配位できる複素共役環からなる単座以上3座以下の配位子を表し、X0、Xは、それぞれ独立に複素共役環を有さないアニオン性または中性の配位子を表し、M0、Mは、それぞれ独立に遷移金属原子を表し、BLは、複数の遷移金属原子に配位できる部位を有する配位子を表し、l1は、1から3までの整数であり、l2は、0から2までの整数であり、mは、1から3までの整数であり、l1、l2およびmの総和は8以下であり、n1およびn2の和が7以下であって、n1は、0から2までの整数であり、n2は、1から7までの整数であり、p、qは、それぞれ独立に1以上の整数であり、l1、l2、m、n1,n2、pm、qが、それぞれ2以上の場合は、複数のL0、X0、BL、M、L、Xは、それぞれ互いに同じであっても異なっていてもよい。) BLの複数の遷移金属原子に配位できる部位は、1つの複素共役環を有さない配位構造と、少なくとも1つの複素共役環を有する配位構造を有し、M0に配位する単数又は複数のBLは、全てM0に複素共役環を有さない配位構造で配位し、qが2以上の整数である場合、M0に直接配位しないBLは、M0に近い側のMと複素共役環を有さない配位構造で配位し、さらにBLの複素共役環には単数または複数のMが配位していることを特徴とする複核錯体。
IPC (5件):
C07D213/79 ,  C07D213/22 ,  C07D471/04 ,  C09K3/00 ,  H01M14/00
FI (6件):
C07D213/79 ,  C07D213/22 ,  C07D471/04 112T ,  C09K3/00 T ,  H01M14/00 P ,  H01L31/04 Z
Fターム (27件):
4C055AA01 ,  4C055BA02 ,  4C055BA25 ,  4C055CA01 ,  4C055DA57 ,  4C055EA01 ,  4C065AA01 ,  4C065AA19 ,  4C065BB09 ,  4C065CC09 ,  4C065DD02 ,  4C065EE02 ,  4C065KK01 ,  4C065LL01 ,  4C065PP01 ,  5F051AA14 ,  5F051BA14 ,  5F051CB13 ,  5F051FA03 ,  5F051FA06 ,  5F051GA03 ,  5H032AA06 ,  5H032AS16 ,  5H032EE16 ,  5H032EE17 ,  5H032EE20 ,  5H032HH01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (5件)
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