特許
J-GLOBAL ID:200903020957048516

車両用除加湿装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 数彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-283515
公開番号(公開出願番号):特開2008-100566
出願日: 2006年10月18日
公開日(公表日): 2008年05月01日
要約:
【課題】窓ガラス防曇用の除湿空気、快適性向上のための加湿空気を供給する吸着材利用の車両用除加湿装置であって、装置構成を簡素化でき且つ装置を小型化し得る除加湿装置を提供する。【解決手段】車両用除加湿装置は、ケーシング1に送風機2、吸着材モジュール3、流路切替装置4を収容して構成される。吸着材モジュールは、ペルチェ素子30の各面に第1の吸着素子31及び第2の吸着素子32を直接配置して構成され、流路切替装置は、第1の吹出口11及び第2の吹出口12に対し、第1の吸着素子を通過した空気と第2の吸着素子を通過した空気とを各別に振向け且つ振向け先を切替可能に構成される。吸着材モジュールにおいてペルチェ素子の電流を逆転させて当該ペルチェ素子の吸熱部と放熱部とを入れ替え、流路切替装置において各空気の振向け先を切り替える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両室内の空気を除湿および加湿する除加湿装置であって、空気が通過する流路としてのケーシングに送風機、吸着材モジュール及び流路切替装置を空気の流れ方向に沿って順次に収容して構成され、前記ケーシングには、除湿(又は加湿)された空気を吹き出す第1の吹出口と、加湿(又は除湿)された空気を吹き出す第2の吹出口とが設けられ、前記吸着材モジュールは、吸熱部および放熱部としてそれぞれ機能する一対の板面を備えたペルチェ素子と、通気可能なエレメントに吸着材を担持させて成り且つ前記ペルチェ素子の各板面にそれぞれ直接配置された第1の吸着素子および第2の吸着素子とから構成され、かつ、前記送風機によって送気される空気が前記各吸着素子を通過可能に前記ケーシング内に配置され、前記流路切替装置は、前記ケーシングの前記第1の吹出口および第2の吹出口に対し、前記吸着材モジュールの前記第1の吸着素子を通過した空気と前記第2の吸着素子を通過した空気とを各別に振向け可能で且つ振向け先を切替可能に構成され、そして、前記吸着材モジュールにおいてペルチェ素子に流れる電流を逆転させて当該ペルチェ素子の吸熱部と放熱部とを入れ替えると共に、前記流路切替装置において前記電流の逆転に応じて各空気の振向け先を切り替える様に構成されていることを特徴とする車両用除加湿装置。
IPC (3件):
B60H 3/00 ,  B60H 1/00 ,  F24F 3/14
FI (4件):
B60H3/00 B ,  B60H3/00 A ,  B60H1/00 102J ,  F24F3/14
Fターム (11件):
3L053BC02 ,  3L053BC03 ,  3L053BC05 ,  3L211BA04 ,  3L211BA42 ,  3L211BA51 ,  3L211CA03 ,  3L211DA56 ,  3L211DA62 ,  3L211DA63 ,  3L211DA72
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 車室内の空調方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-319574   出願人:株式会社ゼクセル
  • 空気調和手段及び空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-311706   出願人:日産自動車株式会社
  • 空調機器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-281454   出願人:日産自動車株式会社
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審査官引用 (6件)
  • 空調機器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-281454   出願人:日産自動車株式会社
  • 加湿装置および加湿方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-151251   出願人:三菱化学株式会社
  • 除加湿装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-029980   出願人:株式会社デンソー
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