特許
J-GLOBAL ID:200903020978133190

車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 野田 雅士 ,  杉本 修司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-224344
公開番号(公開出願番号):特開2007-038805
出願日: 2005年08月02日
公開日(公表日): 2007年02月15日
要約:
【課題】高応力や繰返し応力に対し、ハブの等速ジョイント結合ナットが接する座面の周辺の強度や疲れ強さを向上させ、また座面の耐摩耗性が向上して前記ナットの締付軸力の低下が防止でき、かつ工程増による生産性低下が抑えられる車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】ハブ14は、中心部に、等速ジョイント41の外輪42等のステム部42aを挿通させる貫通孔21を有する。ハブ14の端面における貫通孔21の開口周縁は、ナット43または座金44が接する座面45となり、座面45は座繰り部46に設けられる。ハブ14は、鋼材の熱間鍛造品であり、母材部分が標準組織である。ハブ14の前記座面45の周辺は、非標準組織の部分30とされる。非標準組織は、微細フェライト・パーライト組織、上部ベイナイト組織、下部ベイナイト組織、焼戻マルテンサイト組織のうちのいずれか、もしくは少なくともこれらの組織のうちの2種類以上の混合組織とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複列の転動体を介して互いに回転自在な内方部材および外方部材を有し、前記内方部材が、車輪取付用フランジを有するハブおよびこのハブの軸部の外周に嵌合した内輪からなり、前記ハブが中心部に、等速ジョイントの継手部材などのステム部を挿通させる貫通孔を有し、前記ハブのアウトボード側の端面における前記貫通孔の開口周縁が前記ステム部の先端の雄ねじ部に螺着したナットまたは座金が接する座面となる車輪用軸受装置において、 前記ハブが鋼材の熱間鍛造品であってその母材部分が標準組織であり、前記ハブの前記座面が非標準組織の部分とされ、前記非標準組織が、微細フェライト・パーライト組織、上部ベイナイト組織、下部ベイナイト組織、焼戻マルテンサイト組織のうちのいずれか、もしくは少なくともこれらの組織のうちの2種類以上の混合組織であることを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (3件):
B60B 27/00 ,  F16C 19/18 ,  F16C 19/38
FI (3件):
B60B27/00 K ,  F16C19/18 ,  F16C19/38
Fターム (11件):
3J101AA02 ,  3J101AA12 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA56 ,  3J101DA01 ,  3J101EA02 ,  3J101FA15 ,  3J101GA03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
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