特許
J-GLOBAL ID:200903020987707514

熱硬化性樹脂成形品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-079899
公開番号(公開出願番号):特開平8-244055
出願日: 1995年03月09日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】FRP硬化成形物廃材を成形材料の一部として用いつつ、成形品表面を平滑に且つ無用な着色を生じないように成形できる熱硬化性樹脂成形品の製造方法を提供する。【構成】第一型10の温度を高く、第二型12の温度を低く設定した上で、それら型10,12の間に未使用の綺麗な熱硬化性樹脂原料組成物から成る第一成形材料14aをセットし、続いて型締めを行って第一の成形操作を行い、第一層14を成形する。そして第一層14における第二型12の側が十分に硬化していない段階で型開きを行い、続いてFRPの硬化成形物廃材の粗砕粉をフィラーとして含有させた熱硬化性樹脂原料組成物から成る第二成形材料18aを積層し、しかる後第一型10,第二型12を再び閉じ合わせて第二成形操作を行い、最終的に第一層14,第二層18が十分に硬化して成る熱硬化性樹脂成形品20を製造する。
請求項(抜粋):
第一型と第二型とを閉じ合わせて成形材料をプレス成形する熱硬化性樹脂成形品の製造方法であって前記第一型の温度が高く、第二型の温度が低くなるようにそれらに温度差を持たせ、それらを型開きした状態で熱硬化性樹脂原料組成物を第一成形材料としてそれら型の間にセットし、該第一型,第二型を型締めして第一の成形操作を行い、以て第一成形材料から成る第一層を成形するとともに、該第一層における第二型側の部分が十分に硬化していない段階で一旦型開きした上、該第一層における第二型の側の面上に、FRPの硬化成形物廃材を粗砕して成るFRP粗砕粉を熱硬化性樹脂原料に所定比率で混合して調製したFRP粗砕粉含有の第二成形材料を積層し、しかる後再度前記第一型,第二型を型締めして第二の成形操作を行い、それら第一成形材料及び第二成形材料を十分に硬化反応させて成る所定形状の成形品を得ることを特徴とする熱硬化性樹脂成形品の製造方法。
IPC (8件):
B29C 43/14 ,  B29C 43/18 ,  B29C 43/20 ,  B29K101:10 ,  B29K105:08 ,  B29K105:26 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:44
FI (3件):
B29C 43/14 ,  B29C 43/18 ,  B29C 43/20
引用特許:
審査官引用 (6件)
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