特許
J-GLOBAL ID:200903021211243239

スケール除去装置及びスケール除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-270565
公開番号(公開出願番号):特開2008-087103
出願日: 2006年10月02日
公開日(公表日): 2008年04月17日
要約:
【課題】スケール除去装置において、球状ジルコンビーズを用いて、スケール除去速度が速くなり丸棒状の被加工材を速く移動させて、スケール除去工程を著しく時間短縮できること。【解決手段】3個の噴射ノズル4A,4B,4Cの噴射方向は互いに約120度の角度が付けられ、丸棒状の被加工材W1の全周に確実に高圧水が噴き付けられるように設定されている。装置本体2内に満たされた水の中には真球に近い球状の微粒子としての球状ジルコンビーズZBが混入されており、3個の噴射ノズル4A,4B,4Cから高圧水が噴射されると球状ジルコンビーズZBがその流れに巻き込まれて、高圧水とともに音速の約3倍(マッハ3)の高速で丸棒状の被加工材W1の表面に噴き付けられ、これによって丸棒状の被加工材W1の表面のスケールが素早く削り取られて除去される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
長尺の丸棒状の被加工材の表面に生じているスケールを除去する装置であって、 液体を所定の高さまで満たすことのできる装置本体と、 前記装置本体の側面に設けられた前記丸棒状の被加工材を前記装置本体内に入れるシールされた被加工材入口と、 前記装置本体の側面の前記被加工材入口とほぼ同じ高さで前記被加工材入口とほぼ対称の位置に設けられた前記丸棒状の被加工材を前記装置本体内から取出すシールされた被加工材出口と、 前記被加工材入口及び前記被加工材出口を結ぶ線から所定の距離だけ離して前記装置本体内の前記液体が満たされる所定の高さより下方に固定された互いに約180度の角度を付けた2方向から前記丸棒状の被加工材の表面に高圧液体を噴射する2個の噴射ノズルと、 前記2個の噴射ノズルに前記高圧液体を供給する高圧ポンプとを有し、 前記液体と前記高圧液体とは同一の液体であって、 前記2個の噴射ノズルは前記丸棒状の被加工材の長手方向に互いにずれた位置に前記高圧液体を噴射するように設けられており、 前記所定の高さまで前記液体を満たし、研磨材として前記丸棒状の被加工材より硬度の高い真球に近い球状の微粒子を混入して、前記2個の噴射ノズルから前記高圧液体を噴射しながら前記丸棒状の被加工材を前記装置本体を貫通させて移動させることによって前記丸棒状の被加工材の表面のスケールを除去することを特徴とするスケール除去装置。
IPC (5件):
B24C 1/00 ,  B24C 3/12 ,  B24C 3/32 ,  B24C 5/04 ,  B24C 11/00
FI (5件):
B24C1/00 C ,  B24C3/12 ,  B24C3/32 B ,  B24C5/04 B ,  B24C11/00 D
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (8件)
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