特許
J-GLOBAL ID:200903021735753862

容器詰め飲料の製造装置及びその起動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 祐司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-364092
公開番号(公開出願番号):特開平11-171295
出願日: 1997年12月16日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】液体の殺菌充填において、脱気効率の高い容器詰め飲料の製造装置及びその起動方法を提供する。【解決手段】被処理飲料をその沸点近傍の温度まで急速加熱し、それをヘッドスペース部を保持した状態で短時間貯留し得る貯留槽34に貯留して溶存酸素の除去を行う容器詰め飲料の製造装置及びその起動方法であって、前記送給手段30より水を供給する通液工程と、貯留槽34内で水の液面を上限レベルと下限レベルの間で供給量を維持させつつ、第一熱交換器32及び第二熱交換器38の温度を各設定温度まで昇温する昇温工程と、送給手段30により被処理飲料を供給しつつ、貯留槽34内の被処理飲料濃度が実質的に定常状態に達するまで、貯留槽34の液面レベルを上下させながら貯留液を排出し、定常状態到達後、前記充填手段44への供給を開始する被処理飲料切替工程と、を備えたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
水及び被処理飲料から選ばれる液体を略常圧下で充填装置側へ送給する送給手段と、該送給手段により送給される該液体をその沸点近傍の温度まで急速加熱する第一熱交換器と、加熱された該液体をヘッドスペース部を保持した状態で短時間貯留し得る貯留槽と、該貯留槽のヘッドスペース部から排気を行う脱気手段と、該脱気手段により脱気された該液体を前記充填装置側へ圧送する圧送手段と、該圧送手段により圧送される該液体を加圧下100°C以上で高温短時間殺菌処理する第二熱交換器と、殺菌済みの該液体を充填温度まで急速冷却する第三熱交換器と、前記充填温度に冷却された被処理飲料を少なくとも内面側を洗浄済みの容器に充填し、実質的に酸素との接触を絶ちつつ密封する充填装置及び密封装置から構成される充填手段と、前記液体の供給源から前記充填装置までの間に設けられ、その内部を前記液体が通る管路手段と、を備えた容器詰め飲料の製造装置において、前記送給手段と前記水及び前記被処理飲料の供給源との間には、前記水と前記被処理飲料とを切り替え供給可能な第一切替手段を備え、前記第一熱交換器と前記貯留槽との間には、前記第一熱交換器よりの送給液の前記貯留槽への供給/非供給を切り替え可能な第二切替手段を備え、前記第三熱交換器と前記充填手段との間には、前記第三熱交換器よりの送給液の前記充填手段への供給/非供給と切り替え可能な第三切替手段を備え、前記貯留槽内には、液面検知器とヘッドスペース部の酸素濃度を測定する酸素濃度計と水から被処理飲料へ切り替わったことを検出する計測器とを備え、前記貯留槽と前記充填装置との間の管路手段内には、溶存酸素濃度計を備えていることを特徴とする容器詰め飲料の製造装置。
IPC (4件):
B67C 3/00 ,  A23L 1/00 ,  A23L 2/42 ,  B65B 55/00
FI (5件):
B67C 3/00 H ,  B67C 3/00 J ,  A23L 1/00 G ,  B65B 55/00 ,  A23L 2/00 N
引用特許:
審査官引用 (4件)
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