特許
J-GLOBAL ID:200903021830094884

溶接性に優れた高強度鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-283510
公開番号(公開出願番号):特開2000-319726
出願日: 1999年10月04日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】TS≧780MPa、VTS≦-60°Cで、更に、溶接施工時の予熱温度が100°C以下であっても割れを発生しない高強度鋼板を廉価に製造する方法の提供。【解決手段】C:0.03〜0.15%、Mn:0.4〜1.5%、V:0.01〜0.07%、Nb:0.005〜0.06%、Ti:0.005〜0.03%、B:0.0005〜0.0025%、Si≦0.5%、Cu≦ 0.6%、Ni≦1.8%、Cr≦0.6%、Mo≦0.6%、Al≦ 0.07%を含み、残部はFeと不純物で不純物中のN≦0.006%で、Pcm≦0.25%の組成の鋼片を、1000〜1180 °Cの温度に加熱し、900°C 以下の温度域での累積圧下率が50%以上となるように熱間圧延した後直ちに急冷し、表面温度が400〜150°Cの温度域の温度に達した時点でその急冷を停止し、以後室温まで放冷する。ここで、Pcm=C+(Si/30)+(Mn/20)+(Cu/20)+(Ni/60)+(Cr/20)+(Mo/15)+(V/10)+5B。650°C以下の温度で焼戻しすれば強度と靱性のバランスが良好になる。
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.03〜0.15%、Mn:0.4〜1.5%、V:0.01〜0.07%、Nb:0.005〜0.06%、Ti:0.005〜0.03%、B:0.0005〜0.0025%、Si:0〜0.5%、Cu:0〜0.6%、Ni:0〜1.8%、Cr:0〜0.6%、Mo:0〜0.6%、Al:0〜0.07%を含有し、残部はFe及び不可避不純物からなり、不純物中のNは0.006%以下で、更に下記E1式で表されるPcmの値が0.25%以下を満足する化学組成の鋼片を、1000〜1180°Cの温度域に加熱し、900°C以下の温度域での累積圧下率が50%以上となるように熱間圧延した後直ちに急冷し、表面温度が400〜150°Cに達した時点でその急冷を停止し、以後室温まで放冷することを特徴とする溶接性に優れた高強度鋼板の製造方法。Pcm=C+(Si/30)+(Mn/20)+(Cu/20)+(Ni/60)+(Cr/20)+(Mo/15)+(V/10)+5B・・・E1ここで、E1式中の元素記号は、その元素の含有量(質量%)を表す。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/54
FI (3件):
C21D 8/02 B ,  C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/54
Fターム (22件):
4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA24 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CB02 ,  4K032CD05 ,  4K032CD06 ,  4K032CF01 ,  4K032CF02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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