特許
J-GLOBAL ID:200903022034849551

積層コンデンサアレイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  三上 敬史 ,  石坂 泰紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-032315
公開番号(公開出願番号):特開2009-194104
出願日: 2008年02月13日
公開日(公表日): 2009年08月27日
要約:
【課題】電歪による応力集中を緩和しつつ、高ESRを実現可能な積層コンデンサアレイを提供する。【解決手段】積層コンデンサアレイ1では、静電容量部12における内部電極7が並列接続された端子導体4が、ESR制御部11における内部電極7を介して外部電極3に直列に接続されているので、高ESRを実現できる。また、積層コンデンサアレイ1では、内部電極7がコンデンサ素子部8A,8Bの境界線L側に伸びることで、外部から電圧が付加された場合に、コンデンサ素子部8A,8Bの境界線L近傍を含む積層体2全体で電歪が生じることとなる。したがって、電歪による応力集中が回避され、クラック等の発生を抑制できる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
複数の誘電体層が積層された積層体と、 前記積層体内において複数段に形成された内部電極と、 前記積層体の側面に形成され、互いに電気的に絶縁された複数の端子導体、及び複数の外部電極と、を備え、 前記内部電極が前記誘電体層を挟んで対向してなるコンデンサ素子部が複数配列されてなる積層コンデンサアレイであって、 前記コンデンサ素子部は、 第1の極性に接続される第1の内部電極と、前記第2の極性に接続される第2の内部電極とが少なくとも一層の前記誘電体層を挟んで対向しているESR制御部と、 前記第1の極性に接続される第3の内部電極と、前記第2の極性に接続される第4の内部電極とが少なくとも一層の前記誘電体層を挟んで対向している静電容量部と、を有し、 前記ESR制御部において、 前記第1の内部電極は、引出導体を介して第1の端子導体と第1の外部電極とに接続され、 前記第2の内部電極は、引出導体を介して第2の端子導体と第2の外部電極とに接続され、 前記静電容量部において、 前記第4の内部電極は、引出導体を介して前記第2の端子導体にのみ接続され、 前記第3の内部電極は、引出導体を介して前記第1の端子導体にのみ接続され、隣接するコンデンサ素子部の静電容量部における第4の内部電極と同一段になっていると共に、前記コンデンサ素子部間の所定の境界線まで伸びていることを特徴とする積層コンデンサアレイ。
IPC (3件):
H01G 4/38 ,  H01G 4/30 ,  H01G 4/12
FI (3件):
H01G4/38 A ,  H01G4/30 301D ,  H01G4/12 352
Fターム (7件):
5E001AB03 ,  5E001AC08 ,  5E001AF03 ,  5E082AB03 ,  5E082BC30 ,  5E082CC05 ,  5E082JJ03
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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