特許
J-GLOBAL ID:200903022160119844

ガスタービン動翼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-054646
公開番号(公開出願番号):特開平10-252404
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高温ガス中で作動し、内部から蒸気及び空気の二冷却媒体で冷却するガスタービン動翼に関し、先に提案したものは翼形部を蒸気で、プラットフォームを空気で冷却するようにしたため、翼形部冷却構造が複雑で、製作が困難であり、プラットフォームの冷却が効果的でないという不具合を解消できる動翼を提供する。【解決手段】 翼の後縁13を除く翼形部2に、複数列配設したサーペンタイン通路10、プラットフォーム3の外周縁に設けた蒸気冷却通路21、の後縁に配設した空気通路15、プラットフォームの下方に敷設したインピンジメント板、空気通路より分岐して後縁に向けて穿設したスロット穴18、及びプラットフォームに穿設したスリットからなる。これにより、翼形部は、サーペンタイン通路10の蒸気S及び空気通路の空気Aで、又、プラットフォームは外周縁が蒸気Sで、内側が空気Aで夫々効果的に冷却される。
請求項(抜粋):
蒸気と空気とを別々に、高温ガス中で作動する動翼の内部を通過させて冷却を行うようにしたガスタービン動翼において、翼根部に設けた蒸気供給口及び蒸気排出口に連通し、翼幅方向に配設された流路がコード方向に複数列設けられ、蒸気を通過させて翼形部の冷却を行うサーペンタイン通路と、前記サーペンタイン通路と連通する流路が前記動翼のプラットフォームの外周部まわりに設けられ、蒸気を通過させて前記プラットフォームの冷却を行う蒸気冷却通路と、前記蒸気冷却通路より内側の前記プラットフォーム下方に敷設され、翼根部側方の空気供給口から供給された空気を前記プラットフォームの下方からインピンジして冷却するインピンジメント板と、翼形部の後縁部を翼幅方向に配設され、前記インピンジメント板を通過した空気の一部を導入し、翼端から主流ガス中に放出して、後縁部を冷却する空気通路と、前記プラットフォーム内を周縁方向に傾斜させて穿設され、前記インピンジメント板を通過した空気の残部を導入し、上面から主流ガス中に放出して、前記プラットフォームを冷却するスリットと、翼幅方向に間隔を設けて、前記空気通路から後縁に向け穿設され、前記空気通路から分流した空気を主流ガス中に放出して、後縁部を冷却するスロット穴とを設けたことを特徴とするガスタービン動翼。
IPC (4件):
F01D 5/18 ,  F01D 5/08 ,  F02C 7/18 ,  F02C 3/30
FI (4件):
F01D 5/18 ,  F01D 5/08 ,  F02C 7/18 A ,  F02C 3/30 C
引用特許:
出願人引用 (11件)
  • 特開平3-264703
  • タービン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-329338   出願人:ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
  • 特開平2-241902
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