特許
J-GLOBAL ID:200903022683187908

空気圧制御型の流体封入式能動型防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-099795
公開番号(公開出願番号):特開2002-295571
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2002年10月09日
要約:
【要約】【課題】 高周波側にチューニングされた第二のオリフィス通路による防振効果を十分に確保しつつ、低周波側にチューニングされた第一のオリフィス通路における流体流動量を有利に確保し、該第一のオリフィス通路を流動せしめられる流体の共振作用等の流動作用に基づく防振効果をより有効に発揮せしめ得る改良された構造の空気圧制御型の流体封入式能動型防振装置を提供すること。【解決手段】 空気圧制御型の流体封入式能動型防振装置10において、作用空気室36に外部から空気圧変動を及ぼして加振板32に加振力を作用せしめることにより、副液室44を圧力制御する空気圧式加振手段70と、作用空気室36に略大気圧を及ぼした状態で密閉することにより、加振板32における弾性的な位置決め力と作用空気室36における空気圧力に基づいて加振板32に拘束力を及ぼす空気室密閉手段72とを、設けた。
請求項(抜粋):
互いに離隔配置された第一の取付部材および第二の取付部材と、それら第一の取付部材と第二の取付部材を弾性的に連結する本体ゴム弾性体と、該本体ゴム弾性体によって壁部の一部が構成されて振動入力時に圧力変動が生ぜしめられる、非圧縮性流体が封入された主液室と、壁部の一部が変形容易な可撓性膜で構成されて、非圧縮性流体が封入された平衡室と、該平衡室を前記主液室に接続する第一のオリフィス通路と、壁部の一部が弾性的に変位可能な加振板で構成されて、非圧縮性流体が封入された副液室と、該副液室を前記主液室に接続する、前記第一のオリフィス通路よりも高周波数域にチューニングされた第二のオリフィス通路と、前記加振板を挟んで前記副液室と反対側に形成された作用空気室と、該作用空気室に外部から空気圧変動を及ぼして前記加振板に加振力を作用せしめることにより、前記副液室を圧力制御する空気圧式加振手段と、前記作用空気室に略大気圧を及ぼした状態で密閉することにより、前記加振板における弾性的な位置決め力と、該作用空気室における空気圧力に基づいて、該加振板に拘束力を及ぼす空気室密閉手段とを、有することを特徴とする空気圧制御型の流体封入式能動型防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/10 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/26
FI (3件):
B60K 5/12 F ,  F16F 13/00 620 D ,  F16F 13/00 630 D
Fターム (8件):
3D035CA05 ,  3J047AA03 ,  3J047AB01 ,  3J047CA02 ,  3J047CA15 ,  3J047CB08 ,  3J047CB09 ,  3J047FA02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 空気圧加振式の能動型防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-242566   出願人:東海ゴム工業株式会社
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-265133   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 空気圧加振式の能動型制振器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-028105   出願人:東海ゴム工業株式会社
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