特許
J-GLOBAL ID:200903022933291170

車両用空調システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-287970
公開番号(公開出願番号):特開2009-113610
出願日: 2007年11月06日
公開日(公表日): 2009年05月28日
要約:
【課題】暖房時、空調用の空気が、第1エバポレータ(吸熱用熱交換器)で冷却された後、コンデンサ(放熱用熱交換器)で暖められて室内に供給される車両用空調システムにおいて、車外から取り込んだ空調用の空気の温度(外気温度)が低かったとしても、第1エバポレータでの結露を抑止し、その結露水の凍結を防止できるようにすることを目的とする。【解決手段】熱源となる室内の排熱気体、エンジン冷却水、温水ヒータ等から吸熱する第2エバポレータ16を、コンプレッサ10から排出された冷媒を減圧する自動調整弁12と、第1エバボレータ15との間に配置することにより、第1のエバポレータ15に流入される冷媒を、第2のエバポレータ16で暖めることで、第1のエバポレータ15での吸熱を減らす。【選択図】図3
請求項(抜粋):
内部に冷媒を流通し、前記冷媒と外気とで熱交換を行う第1コンデンサと、 該第1コンデンサから排出された冷媒の圧力を低下させる減圧手段と、 該減圧手段を通過した前記冷媒と、空調用の空気とで、熱交換を行う第1エバポレータと、 該第1エバポレータの下流側に配置されたコンプレッサと、 該コンプレッサから排出された冷媒と、前記第1エバポレータで熱交換された空調用の空気とで、熱交換を行う第2コンデンサと、 前記第2コンデンサでの熱交換を行わずに、前記第1エバポレータで熱交換された空調用の空気を室内に供給する第2コンデンサ空気迂回手段と、 前記室内に供給する前記空調用の空気が、前記第2コンデンサを、冷房時は迂回し、暖房時は通過するよう、前記第2コンデンサ空気迂回手段を制御する迂回手段制御装置を有し、 前記空調用の空気の流通経路に対して、前記第1エバポレータと前記第2コンデンサとが直列に配置され、前記迂回手段制御装置による制御を行うことにより、冷暖房を切替可能な車両用空調システムであって、 前記冷媒の流通経路に対して、前記減圧手段と前記第1エバポレータとの間に配置され、前記減圧手段により減圧された前記冷媒の温度よりも高温であり、且つ、前記第1エバポレータで熱交換を行う前記空調用の空気よりも高温である流体と、前記減圧手段を通過した前記冷媒とで、熱交換を行う第2エバポレータを、備えることを特徴とする車両用空調システム。
IPC (2件):
B60H 1/32 ,  B60H 1/00
FI (3件):
B60H1/32 621C ,  B60H1/32 624H ,  B60H1/00 102M
Fターム (7件):
3L211BA27 ,  3L211CA16 ,  3L211CA20 ,  3L211DA27 ,  3L211DA28 ,  3L211DA29 ,  3L211DA35
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第2992779号公報
  • 自動車用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-253532   出願人:カルソニック株式会社
審査官引用 (7件)
  • 車両用ヒートポンプ式冷暖房装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-287429   出願人:日産自動車株式会社
  • 空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-151097   出願人:株式会社ゼクセル
  • 空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-288457   出願人:日本電装株式会社
全件表示

前のページに戻る