特許
J-GLOBAL ID:200903023835862700

画素回路及び表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 晴敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-070778
公開番号(公開出願番号):特開2006-251632
出願日: 2005年03月14日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】ドライブトランジスタの閾電圧に加え、移動度の影響を補正可能な画素回路を提供する。【解決手段】画素回路2は補正用トランジスタTr5を備えており、サンプリング期間に先行して設定された補正期間に動作し、容量部Cs2に通電して容量部Cs2が保持していた電位をリセットした後通電を遮断しドライブトランジスタTr2のソースSとゲートG間に現れる電位差を検出する。容量部Cs2は検出した電位差に応じた電位を保持し、保持した電位はドライブトランジスタTr2の出力電流Idsに対する閾電圧Vthの影響を相殺する。更に出力電流Idsが流れる経路に抵抗素子Rを配し、その電圧降下分を容量部Cs2に保持された入力電位にフィードバックし、以って出力電流Idsのキャリア移動度μに対する依存性を自己補正する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
制御パルスを供給する行状の走査線と映像信号を供給する列状の信号線とが交差する部分に配され、少なくともサンプリングトランジスタと容量部とドライブトランジスタと発光素子とを含み、 前記サンプリングトランジスタは、所定のサンプリング期間に走査線から供給される制御パルスに応じ導通して信号線から供給された映像信号をサンプリングし、 前記容量部は、サンプリングされた映像信号に応じた入力電位を保持し、 前記ドライブトランジスタは、該容量部に保持された入力電位に応じて所定の発光期間に出力電流を供給し、該出力電流は該ドライブトランジスタのチャネル領域のキャリア移動度及び閾電圧に対して依存性を有し、 前記発光素子は、該ドライブトランジスタから供給された出力電流により該映像信号に応じた輝度で発光する画素回路において、 該出力電流の閾電圧に対する依存性を補正するための補正手段を備えており、 前記補正手段は該ドライブトランジスタ及び容量部に接続しており、該サンプリング期間に先行して設定された補正期間に動作し、該容量部に通電して該容量部が保持していた電位をリセットした後該通電を遮断し該ドライブトランジスタのソースとゲート間に現れる電位差を検出し、 前記容量部は該検出した電位差に応じた電位を保持し、該保持した電位は該ドライブトランジスタの出力電流に対する閾電圧の影響を相殺し、 更に該出力電流が流れる経路に抵抗素子を配し、その電圧降下分を該容量部に保持された該入力電位にフィードバックし、以って該出力電流のキャリア移動度に対する依存性を自己補正することを特徴とする画素回路。
IPC (2件):
G09G 3/30 ,  G09G 3/20
FI (8件):
G09G3/30 K ,  G09G3/30 J ,  G09G3/20 611H ,  G09G3/20 621A ,  G09G3/20 624B ,  G09G3/20 641D ,  G09G3/20 642A ,  G09G3/20 642P
Fターム (10件):
5C080AA06 ,  5C080BB05 ,  5C080DD05 ,  5C080EE28 ,  5C080EE29 ,  5C080FF11 ,  5C080JJ02 ,  5C080JJ03 ,  5C080JJ04 ,  5C080JJ05
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (10件)
全件表示

前のページに戻る