特許
J-GLOBAL ID:200903024064039204

ハイブリッド車両の駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  松山 隆夫 ,  武藤 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-133446
公開番号(公開出願番号):特開2005-318721
出願日: 2004年04月28日
公開日(公表日): 2005年11月10日
要約:
【課題】 所定の条件により電動機のトルクが実質的に零に制御されている場合でも、エンジントルクの変動により噛み合い機構で衝撃が発生することによる異音の発生を抑制可能なハイブリッド車両の駆動装置を提供する。【解決手段】 ハイブリッド車両の電動機のトルクが実質的に零に制御されている場合に、電動機の回転角変動に基づいて、噛み合い機構で異音が発生しているかどうかを判定する。異音が発生していると判定した場合には、電動機のトルクを増加させて、噛み合い機構における噛み合い部分同士の押し付け力を増すことで異音を低減する。この際に、回転角の監視による異音消滅判定の結果を見ながら、電動機のトルクを徐々に増加させることにより、過大なトルクを印加することなく、エンジン条件の違い、部品ばらつきや経時劣化に対応した確実な異音低減を図ることができる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
車輪に連結された動力伝達部材と、前記動力伝達部材に並列に連結されたエンジンおよび電動機と、前記動力伝達部材に連結された噛み合い機構とを備えたハイブリッド車両の駆動装置であって、 前記電動機の回転角を逐次検出する電動機回転角検出手段と、 前記電動機のトルクが実質的に零に制御されている場合に、エンジントルクの変動により前記噛み合い機構で異音が発生していることを、前記電動機回転角検出手段で検出された前記回転角の推移に基づいて逐次判断する異音発生判定手段と、 前記異音発生判定手段により前記異音が発生していると判断された場合に、前記電動機のトルクを徐々に増加させる第1のトルク制御手段と、 前記第1のトルク制御手段による前記電動機のトルクの増加に対応して、前記異音が消滅したかどうかを、前記回転角の推移に基づいて逐次判断する異音消滅判定手段とを備え、 前記第1のトルク制御手段は、前記異音消滅判定手段により前記異音が消滅したと判断されるまで前記電動機のトルクを増加させる一方で、前記異音が消滅したと判断されたときは、そのときのトルクの絶対値を維持する、ハイブリッド車両の駆動装置。
IPC (2件):
B60L11/14 ,  B60K6/04
FI (5件):
B60L11/14 ,  B60K6/04 310 ,  B60K6/04 320 ,  B60K6/04 400 ,  B60K6/04 553
Fターム (24件):
5H115PA05 ,  5H115PA12 ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PI24 ,  5H115PI29 ,  5H115PO06 ,  5H115PO09 ,  5H115PO17 ,  5H115PU08 ,  5H115PU24 ,  5H115PU25 ,  5H115PU28 ,  5H115PV09 ,  5H115QN03 ,  5H115SE04 ,  5H115TE02 ,  5H115TI01 ,  5H115TO05 ,  5H115TO07 ,  5H115TO21 ,  5H115TO23 ,  5H115TO30
引用特許:
出願人引用 (6件)
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