特許
J-GLOBAL ID:200903024519599467

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-017060
公開番号(公開出願番号):特開平8-210499
出願日: 1995年02月03日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 急加速走行におけるクラッチツウクラッチ変速の実行時において車両の走行感が損なわれない車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【構成】 エンジン10の作動状態を示すスロットル弁開度θTHが判断基準値θTH1 を超えたと判断された場合は、第1の禁止手段170により、オーバシュート制御手段162による油圧補正が禁止される。このため、オーバシュート制御手段162がうまく機能しないでエンジン回転速度NE のオーバシュート量が大きくなることによりエンジン回転速度NE が過回転領域内へ入ることが解消されるので、クラッチツウクラッチ変速時においてエンジン過回転防止手段158によりエンジンの回転速度NE がフューエルカットなどにより制限されることがなく、走行感が損なわれることがない。
請求項(抜粋):
一方の摩擦係合装置の油圧を解放すると同時に他方の摩擦係合装置の油圧を昇圧させることにより所定のギヤ段から他のギヤ段へ切り換えるクラッチツウクラッチ変速が実行される車両用自動変速機において、エンジン回転速度が予め設定された値以上となることを防止するエンジン過回転防止手段と、クラッチツウクラッチ変速期間のエンジンのオーバシュート量が所定範囲内となるようにクラッチツウクラッチ変速に関与する摩擦係合装置の油圧を制御する油圧制御手段と、オーバシュート量が所定範囲を外れた場合に該油圧制御手段により制御される油圧を補正するオーバシュート制御手段とを備えた変速制御装置であって、前記クラッチツウクラッチ変速時のエンジンの作動状態を検出するエンジン作動状態検出手段と、前記エンジンの作動状態が、前記クラッチツウクラッチ変速期間に前記エンジン過回転防止手段により過回転が防止される作動領域に入り得ると判断された場合は、前記オーバシュート量が所定範囲内となるように前記クラッチツウクラッチ変速に関与する摩擦係合装置の油圧を制御することを禁止する禁止手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (5件):
F16H 61/18 ,  B60K 41/10 ,  F16H 61/06 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:74
引用特許:
出願人引用 (5件)
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