特許
J-GLOBAL ID:200903024636219446

金の浸出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村井 卓雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-084817
公開番号(公開出願番号):特開2009-235525
出願日: 2008年03月27日
公開日(公表日): 2009年10月15日
要約:
【課題】 硫化銅鉱から少なくとも銅、金を効率良く浸出する方法を提供する。 【解決手段】 金を含有する硫化銅鉱又は金を含むケイ酸鉱を含有する硫化銅鉱(以下「原料」という)に、銅品位が7.9%以下になるまで銅の浸出を施し、銅品位が7.9%以下に低下した原料を、塩素イオンと第二鉄イオンを溶解した第1の溶液に混合するか、あるいは塩素イオンと鉄イオンを含む溶液に空気を吹込み鉄イオンを酸化して三価にした第2の溶液と混合し、第1の溶液又は第2の溶液(以下「金浸出溶液」という)を、pHを1.9以下に調整しながら撹拌し、第1又は第2の溶液に含まれる第二鉄イオンの酸化力によって原料中の少なくとも金を金浸出溶液中に溶解する金の浸出方法において、金の浸出中に、金浸出溶液の全てあるいは一部から金を選択的に除去することにより金濃度を低下する金の浸出方法。 【選択図】図5
請求項(抜粋):
金を含有する硫化銅鉱又は金を含むケイ酸鉱を含有する硫化銅鉱(以下「原料」という)に、銅品位が7.9%以下になるまで銅の浸出を施し、銅品位が7.9%以下に低下した原料を、塩素イオンと第二鉄イオンを溶解した第1の溶液に混合するか、あるいは塩素イオンと鉄イオンを含む溶液に空気を吹込み鉄イオンを酸化して三価にした第2の溶液と混合し、第1の溶液又は第2の溶液(以下「金浸出溶液」という)を、pHを1.9以下に調整しながら撹拌し、第1又は第2の溶液に含まれる第二鉄イオンの酸化力によって原料中の少なくとも金を金浸出溶液中に溶解する金の浸出方法において、金の浸出中に、金浸出溶液の全てあるいは一部から金を選択的に除去することにより金濃度を低下することを特徴とする金の浸出方法。
IPC (3件):
C22B 11/00 ,  C22B 3/04 ,  C22B 3/24
FI (4件):
C22B11/00 101 ,  C22B3/00 B ,  C22B3/00 D ,  C22B3/00 L
Fターム (10件):
4K001AA04 ,  4K001BA02 ,  4K001BA03 ,  4K001BA16 ,  4K001CA01 ,  4K001DB01 ,  4K001DB04 ,  4K001DB17 ,  4K001JA01 ,  4K001JA06
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 銅精鉱浸出残渣から金の回収方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-112996   出願人:住友金属鉱山株式会社
  • 特許第2857930号公報
  • 金の浸出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-086983   出願人:日鉱金属株式会社
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審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 講座・現代の金属学 製錬編 第2巻 非鉄金属精錬, 19801001, 164-165
  • シグマベスト 解明 新化学〔総合版〕, 19870310, 260

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