特許
J-GLOBAL ID:200903024750133373

重ね抵抗スポット溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 林 信之 ,  安彦 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-281234
公開番号(公開出願番号):特開2008-093726
出願日: 2006年10月16日
公開日(公表日): 2008年04月24日
要約:
【課題】3枚以上の鋼板を重ね抵抗スポット溶接する際に、溶接時の加圧力が一定であっても、薄鋼板側にも必要な溶け込みが得られ、かつ散りの発生もない重ね抵抗スポット溶接方法を提供する。【解決手段】板厚が最も薄い鋼板3が最も外側になるように重ね合わせ、加圧力を一定にして、多段通電溶接を行う。その際、板厚が最も薄い鋼板3に形成されるナゲット径dn(mm)と、この最も薄い鋼板3の板厚t1(mm)との関係が下記数式(A)を満たすように通電時間Ta及び電流値Iaを設定して通電した後、単相交流式電源の場合は通電時間:1〜5サイクル、休止時間:1〜5サイクルとして、インバータ制御直流電流式の場合は、通電時間:10〜100ミリ秒間、休止時間:10〜100ミリ秒間として、通電及び休止を3回以上繰り返すパルセーション通電を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
3枚以上の鋼板を重ね合わせた板組みを、1対の溶接電極で挟持し、加圧しながら通電して各鋼板の接触箇所を溶接する単相交流式電源による重ね抵抗スポット溶接方法において、 前記鋼板のうち板厚が最も薄いものを一方の電極側に配置する工程と、 加圧力を一定にして多段通電溶接を行う工程とを有し、 前記多段通電溶接工程は、板厚が最も薄い鋼板に形成されるナゲット径dn(mm)と、この最も薄い鋼板の板厚t1(mm)との関係が下記数式(A)を満たすように通電時間Ta及び電流値Iaを設定して通電した後、通電時間:1〜5サイクル、休止時間:1〜5サイクルとして通電及び休止を3回以上繰り返すパルセーション通電を行うことを特徴とする重ね抵抗スポット溶接方法。
IPC (2件):
B23K 11/11 ,  B23K 11/25
FI (2件):
B23K11/11 540 ,  B23K11/25 510
Fターム (1件):
4E065EA06
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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