特許
J-GLOBAL ID:200903024757925046

製造条件計算方法、品質調整方法、鉄鋼製造方法、製造条件計算装置、品質調整システム、及びコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河野 登夫 ,  河野 英仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-246591
公開番号(公開出願番号):特開2007-058806
出願日: 2005年08月26日
公開日(公表日): 2007年03月08日
要約:
【課題】 鉄鋼製品等の製品を製造する際に、現実に得られる製造条件と製品の品質との関係を明らかにし、目標とする品質を実現するための適切な製造条件を求めることができる製造条件計算方法、品質調整方法、鉄鋼製造方法、製造条件計算装置、品質調整システム、及びコンピュータプログラムを提供する。 【解決手段】 製造条件計算装置1は、過去の製品に係る製造条件を示すp種類の条件データをr種類(r≦p)の主成分得点に変換し、過去の製品の品質を示す品質データと主成分得点との関係を回帰分析して、品質データと主成分得点との関係を示す回帰式を求め、回帰式中の主成分得点を元の条件データへ戻すことにより、現実に得られる製造条件と製品の品質との関係を明らかにする。更に製造条件計算装置1は、実際に製品を製造する際の設備上の各種の制約内で、目標とする鉄鋼製品の品質を実現するために最適な製造条件を一義的に決定する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
目標とする製品の品質を実現するために、製品を製造する際の適切な製造条件を計算する製造条件計算方法において、 製品の製造に係る製造条件を示すp種類(pは自然数)の条件データ、及び該条件データが示す製造条件の下で製造された製品の品質を示すq種類(qは自然数)の品質データを、N回(Nは自然数)製造した製品の夫々について記憶するステップと、 N回の製品の夫々に係るp種類の条件データの主成分分析により、r種類(rは自然数;r≦p)の主成分得点をN回の製品の夫々について求めるステップと、 前記主成分分析により、p種類の条件データの線形結合でr種類の主成分得点の夫々を表現するための線形結合係数を求めるステップと、 N回の製品の夫々に係るr種類の主成分得点及びq種類の品質データの対応関係を回帰分析することにより、r種類の主成分得点に対応するr個の変数の線形結合でq種類の品質データの推測値を表現する回帰式の回帰係数を求めるステップと、 前記回帰式におけるr個の主成分得点の変数の夫々をp種類の条件データに対応するp個の変数の線形結合で置き換えた、p個の条件データの変数の線形結合でq個の品質データの推測値の夫々を表現する関係式を、前記線形結合係数及び前記回帰係数を用いて求めるステップと、 前記関係式中の品質データの推測値に品質データの目標値を代入して、前記品質データの目標値を得ることが可能な適切な製造条件を示す条件データの組み合わせを求めるステップと を含むことを特徴とする製造条件計算方法。
IPC (2件):
G05B 19/418 ,  G06Q 50/00
FI (2件):
G05B19/418 Z ,  G06F17/60 108
Fターム (4件):
3C100AA12 ,  3C100BB05 ,  3C100BB27 ,  3C100EE10
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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