特許
J-GLOBAL ID:200903025030327720

クラッチカバー組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-343361
公開番号(公開出願番号):特開平11-173342
出願日: 1997年12月12日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 摩耗追従機構を備えたクラッチカバー組立体において、付勢機構が配置されたプレッシャープレートとファルクラムリングとの間の構造を簡単にする。【解決手段】 クラッチカバー組立体は、プレッシャープレートとファルクラムリングとの間に配置され、ファルクラムリングにプレッシャープレートから軸方向に離れる向きの付勢力を与えるための付勢機構24を備えている。付勢機構24は、第1サポートプレート31と第2サポートプレート32とリターンスプリング33とを備えている。第1及び第2サポートプレート31,32は、互いに当接する傾斜面31a,32aが形成されており、円周方向に相対移動可能である。リターンスプリング33は、第1及び第2サポートプレート31,32の内周側に配置され、第1及び第2サポートプレート31,32同士を互いに円周方向に付勢する引っ張りばねである。
請求項(抜粋):
クラッチディスク組立体の摩擦フェーシングをフライホイール側に付勢してクラッチを連結させるクラッチカバー組立体であって、前記フライホイールに固定され、前記摩擦フェーシングに対向する対向部分を有するクラッチカバーと、前記摩擦フェーシングと前記対向部分との間で前記摩擦フェーシングに近接して配置され、前記摩擦フェーシング側の第1側面と前記対向部分側の第2側面とを有する環状のプレッシャープレートと、前記プレッシャープレートの前記第2側面側に配置されたファルクラムリングと、前記クラッチカバーに支持され、前記ファルクラムリングに前記プレッシャープレート側への押圧力を与える押圧部材と、前記ファルクラムリングに前記プレッシャープレートから軸方向に離れる向きの付勢力を与えるための機構であり、前記プレッシャープレートと前記ファルクラムリングとの間に配置され、互いに当接する傾斜面が形成され円周方向に相対移動可能な本体を有する第1及び第2くさび部材と、前記第1及び第2くさび部材からさらに内周側に配置され前記くさび部材同士を互いに円周方向に付勢するための引っ張りばねとを有する付勢機構と、前記摩擦フェーシングに磨耗がないときは前記ファルクラムリングが軸方向に移動するのを禁じ、前記摩擦フェーシングが磨耗すると磨耗量を検出し、前記磨耗量に応じて前記ファルクラムリングが軸方向に移動するのを許すための規制機構と、を備えたクラッチカバー組立体。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 自動車摩擦クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-282411   出願人:フィヒテル・ウント・ザックス・アクチエンゲゼルシャフト
  • 摩擦クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-317054   出願人:ルークラメレンウントクツプルングスバウゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
  • クラッチカバー組立体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-006825   出願人:株式会社大金製作所
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