特許
J-GLOBAL ID:200903025303195090

透析治療中血管の出入り口を監視する方法並びに血管の出入り口を監視する設備を備えた透析治療用装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 亮一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-220112
公開番号(公開出願番号):特開平11-104233
出願日: 1998年08月04日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 透析治療中血管の出入り口を監視する方法を提供する。【解決手段】 本発明は透析治療中血管の出入り口を監視するため、透析液経路内において生じた圧脈拍が体外血液循環路内で監視されるというものである。血管の出入り口の誤りすなわち注射針の外れは、体外循環路内で圧脈拍の特徴的な変化が見られることによって推測される。特に体外血液循環路内で監視される圧脈拍は、透析液供給管並びに搬出管に切り替えられる平衡装置(13)によって生じる。圧脈拍は静脈血液導管(7)内の圧力感知器(26)によって測定され、解析装置(25)で解析される。静脈の注射針が外れると、警報器(28)が聴覚的及び視覚的な警報を出し、体外循環路内の血流が遮断される。
請求項(抜粋):
透析治療中血管の出入り口を監視する方法において、透析器では、血液は体外血液循環路の動脈血液導管を通って、半透膜により血液槽と透析液槽に仕切られた透析器の血液槽内に流入し、血液槽から体外血液循環路の静脈血液導管を通って再び元に戻され、新鮮な透析液は透析液経路の透析液供給管を通って透析器の透析液槽に供給され、使用済みの透析液は透析液排出管を通って透析器から排出され、その際に体外血液循環路内の血圧が監視され、血圧に特徴的な変化が見られると血管の出入り口に誤りがあると推定される血管の出入り口の監視方法において、透析液経路内で生じた圧脈拍が体外血液循環路内で監視され、また体外血液循環路内で圧脈拍の特徴的な変化が見られると血管の出入り口に誤りがあると推定されることを特徴とする透析治療中の血管の出入り口を監視する方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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