特許

J-GLOBAL ID：200903025528804860

耐割れ特性に優れた高強度鋼薄板の加工方法及び切断加工用切断刃

発明者： 佐藤 寛哲 ,  藤田 展弘 ,  高橋 学 ,  林 邦夫 ,  阿部 雅之 ,  楠見 和久
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (3件)： 岸田 正行 ,  水野 勝文 ,  高野 弘晋
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-338671
公開番号（公開出願番号）：特開2006-289491
出願日： 2005年11月24日
公開日（公表日）： 2006年10月26日
要約：

【課題】590MPa以上の引張強度を有する薄鋼板に、打ち抜き加工や切断加工を行った加工端部の耐割れ特性を改善する加工方法、高強度薄鋼板およびそれで構成される部品を提供する。【解決手段】590MPa以上の引張強度を有する薄鋼板を打ち抜き加工又は切断加工行う際に、刃元から刃先端部方向にかけて刃元の曲率半径又は幅より0.01〜3.0mm連続的に減少し、その高さが前記薄鋼板の板厚の1/2以上100mm以下である段差部を有する切断刃を用いて打ち抜きまたは切断加工を行うことを特徴とする耐割れ特性に優れた高強度鋼薄板の加工方法。この加工方法によれば、加工された打ち抜き加工又は切断加工の加工端面における残留応力が、500MPa以下の引張応力、又は圧縮の残留応力である高強度鋼薄板を得ることができる。【選択図】図2

請求項（抜粋）：

590MPa以上の引張強度を有する薄鋼板を打ち抜き加工又は切断加工を行う際に、刃元から刃先端部方向にかけて刃元の曲率半径又は幅より0.01〜3.0mm連続的に減少し、その高さが前記薄鋼板の板厚の1/2以上100mm以下である段差部を有する切断刃を用いて打ち抜きまたは切断加工を行うことを特徴とする耐割れ特性に優れた高強度鋼薄板の加工方法。

IPC (3件)：

B21D 28/34 ,  B23D 15/06 ,  B23D 35/00

FI (4件)：

B21D28/34 C ,  B21D28/34 M ,  B23D15/06 Z ,  B23D35/00 B

Fターム (3件)：

3C039AA31 ,  3C051GG03 ,  4E048LA01

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 耐割れ特性に優れた高強度鋼板の加工方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2004-309779   出願人：新日本製鐵株式会社
• 金属板の打抜き加工方法および金型
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-181238   出願人：株式会社神戸製鋼所
• 金属板の打ち抜き型および加工方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-198264   出願人：新日本製鐵株式会社
• 実開平6-54423号公報
  

審査官引用 (2件)

• 金属板の打抜き方法および打抜き用工具
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-141744   出願人：日本鋼管株式会社
• ピアスパンチ及び孔明方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-090115   出願人：プレス工業株式会社