特許
J-GLOBAL ID:200903025925817579

ガスタービンシステムとその夏期における吸気冷却方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-031930
公開番号(公開出願番号):特開平11-173162
出願日: 1998年01月05日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】ガスタービンシステムにおいて、エネルギー使用量の小さいシステムで大きな実質的吸気冷却を得て、夏期のガスタービン出力を大幅に改善する。合わせて保全性を良好にする。【解決手段】コンプレッサーへの吸気をまずフィルターで大きめのダストをとり、次に冷媒が蒸発する際の熱吸収で吸気を直接冷却し、この冷却では凝縮水を発生させてこの凝縮水(水滴や水膜)にフィルターを通過したダストを吸着させ、より清浄化した吸気に水を噴霧してコンプレッサーに送るガスタービンシステム。また、吸気にミストを定格量噴霧する時間と比較して、吸気自身を冷却する時間をより長くすることからなる夏期における吸気冷却方法。
請求項(抜粋):
空気を圧縮するコンプレッサーと、コンプレッサーから圧縮空気を受けて燃料を燃焼してその燃焼ガスで駆動するガスタービン及びガスタービンの発生動力を電力等に変換する機器からなるガスタービンシステムにおいて、コンプレッサーの吸気をまずフォルターを通過させて、次に冷媒が蒸発する際の熱吸収でコンプレッサーの吸気をそのまま冷却し、この冷却では凝縮水を発生させてこの凝縮水にフィルターを通過したダストを吸着させ、そしてコンプレッサー側に送る吸気の水蒸気は未飽和とし、コンプレッサーより前でミストを噴霧してその少なくとも一部を蒸発させて吸気を冷却して吸気中の水蒸気を飽和状態もしくは飽和状態に近づけてコンプレッサーに送ることを特徴とするガスタービンシステム。
IPC (5件):
F02C 7/143 ,  F01K 23/10 ,  F01K 25/00 ,  F01K 25/10 ,  F02C 6/18
FI (5件):
F02C 7/143 ,  F01K 23/10 X ,  F01K 25/00 G ,  F01K 25/10 A ,  F02C 6/18 A
引用特許:
審査官引用 (9件)
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