特許
J-GLOBAL ID:200903026080424056

冷凍サイクル用配管継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢作 和行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-282075
公開番号(公開出願番号):特開2005-049030
出願日: 2003年07月29日
公開日(公表日): 2005年02月24日
要約:
【課題】 大気側に通ずる第1気密部材を二酸化炭素冷媒の透過が少ない塑性材料で形成させることで冷媒漏れ量を最小限に抑えることを可能とした冷凍サイクル用配管継手を実現する。【解決手段】 雌側継手20は嵌合凹部24を有し、雄側継手10は嵌合凸部14と段差部13とを有しており、雄側継手10と雌側継手20は、バックアップリング30およびOリング31が段差部13に隣接して嵌入され、かつ嵌合凸部14、バックアップリング30およびOリング31が嵌合凹部24に嵌め合わされる冷凍サイクル用配管継手において、Oリング31は、CO2冷媒に対して耐ブリスタ性の優れる弾性材料で形成されるとともに、バックアップリング30は、Oリング31よりもCO2冷媒に対して透過係数が小さく、かつOリング31に掛かる冷媒側の圧力により塑性変形可能な樹脂材料から形成される。これにより、冷媒漏れ量を最小限に抑えることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
冷凍サイクルに使用される冷媒配管を接続する雄側継手(10)および雌側継手(20)を備えるものであって、 前記雌側継手(20)は、内周側に円筒状に形成された嵌合凹部(24)を有し、 前記雄側継手(10)は、円筒状に形成された嵌合凸部(14)と、前記嵌合凸部(14)の先端側に設けられ、前記嵌合凸部(14)よりも小さい外径からなる段差部(13)とを有しており、 前記雄側継手(10)と前記雌側継手(20)とは、一端面が大気側に通ずる方向に配置される第1気密部材(30)と、他端面が冷媒側に通ずる方向に配置される第2気密部材(31)とが前記段差部(13)に隣接して嵌入され、かつ前記嵌合凸部(14)、前記第1気密部材(30)および前記第2気密部材(31)の外周側が前記嵌合凹部(24)に嵌め合わされて冷媒側と大気側とを気密する冷凍サイクル用配管継手において、 前記第2気密部材(31)は、CO2冷媒に対して耐ブリスタ性の優れる弾性材料で形成されるとともに、 前記第1気密部材(30)は、バックアップリングの機能を有し、前記第2気密部材(31)よりもCO2冷媒に対して透過係数が小さく、かつ前記第2気密部材(31)に掛かる冷媒側の圧力により塑性変形可能な樹脂材料から形成されることを特徴とする冷凍サイクル用配管継手。
IPC (3件):
F25B41/00 ,  B29C65/56 ,  F16L17/02
FI (3件):
F25B41/00 H ,  B29C65/56 ,  F16L17/02
Fターム (14件):
4F211AA05 ,  4F211AA29 ,  4F211AD12 ,  4F211AD25 ,  4F211AG08 ,  4F211AH11 ,  4F211TA06 ,  4F211TC11 ,  4F211TD14 ,  4F211TH17 ,  4F211TH18 ,  4F211TN72 ,  4F211TN78 ,  4F211TQ13
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 密封装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-156722   出願人:エヌオーケー株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • シール材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-182470   出願人:株式会社ゼクセルヴァレオクライメートコントロール
  • 冷凍機用漏洩防止装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-081245   出願人:株式会社デンソー
全件表示
審査官引用 (5件)
  • 密封装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-156722   出願人:エヌオーケー株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • シール材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-182470   出願人:株式会社ゼクセルヴァレオクライメートコントロール
  • 冷凍機用漏洩防止装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-081245   出願人:株式会社デンソー
全件表示

前のページに戻る