特許
J-GLOBAL ID:200903026231825449

金属帯の連続熱処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-259564
公開番号(公開出願番号):特開平10-102151
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】加熱帯におけるラジアントチューブの高温寿命を向上すると共に、当該加熱帯内の燃料原単位を低減してコストの低廉化を図る。【解決手段】加熱帯HSの最出側パスをチャンスフリー帯CFSとし、このチャンスフリー帯CFSには対をなす蓄熱式加熱器を備えた蓄熱式加熱装置1A〜1DをストリップSの送給方向に並べて配設し、各蓄熱式加熱装置1A〜1Dから高温に加熱された雰囲気(HN)ガスをストリップに直接吹付けて、当該ストリップを所定温度まで急速に加熱し、それまでの加熱帯内におけるストリップの温度上昇分を小さくしてラジアントチューブの設定温度を低くする。また、各蓄熱式加熱装置の切換えタイミングを互いにずらして、稼働する3つの系(対)の蓄熱式加熱装置からは高温,中温及び低温のHNガスが常時ストリップに吹付けられるようにした。
請求項(抜粋):
複数のバーナ装置の燃焼排ガスが夫々供給されるラジアントチューブを複数備え、所定の雰囲気ガスの中で、このラジアントチューブからの輻射熱によって連続的に送給される金属帯を所定の高温まで加熱するための加熱帯と、この加熱帯の出側で、当該加熱帯から送給される金属帯を、当該加熱帯で加熱された温度に所定時間維持する均熱帯とを備えた金属帯の連続熱処理装置において、前記加熱帯の出側端部に、前記雰囲気ガスを吸引して加熱したそれを金属帯に直接吹付ける複数の蓄熱式加熱器を備えた蓄熱式加熱装置を設け、この蓄熱式加熱装置は、対をなす蓄熱式加熱器のうちの一方で燃焼と雰囲気ガスの吸入とによって蓄熱体への蓄熱を行い、他方で蓄熱体の蓄熱を雰囲気ガスの顕熱に代えて金属帯に吹付けるように、各蓄熱式加熱器の切換え制御を順次行う制御手段を備えたことを特徴とする金属帯の連続熱処理装置。
IPC (4件):
C21D 9/56 101 ,  C21D 1/34 ,  C21D 1/76 ,  F23L 15/02
FI (4件):
C21D 9/56 101 B ,  C21D 1/34 P ,  C21D 1/76 N ,  F23L 15/02
引用特許:
出願人引用 (13件)
  • 特開昭61-186426
  • 特開昭61-113727
  • 特開昭60-046324
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審査官引用 (4件)
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