特許
J-GLOBAL ID:200903026382586543

自動変速機の電子制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-321033
公開番号(公開出願番号):特開2001-141043
出願日: 1999年11月11日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 オブジェクト指向の考え方に基づくプログラムに従って自動変速機を制御する電子制御装置において、適切な多重変速制御を実現可能とする。【解決手段】 各駆動部品(リニアソレノイドバルブSLN,SLU,SLT)毎に設けられたドメインコントローラには、変速制御部SQMから、どの変速段からどの変速段への切替であるかを示す変速パターンIDを駆動制御要求メッセージにて通知する。そして、多重変速の場合には、変速パターンIDと共に、現在実行中の変速制御の進行度合を示す多重変速パターンIDを、駆動制御要求メッセージにて通知し、この駆動制御要求メッセージに基づいて、駆動部品に対する適切な駆動制御処理を実行させるようにしている。そのため、プログラムの独立性・再利用性の向上を図りつつ、多重変速の場合であっても、当該変速制御に必要な複数の駆動部品を適切なタイミングで駆動させることができる。
請求項(抜粋):
自動変速機の制御プログラムを所定の機能毎に分割したオブジェクトに従って、該各機能を実現するための処理を行う複数の単位処理手段を備え、該単位処理手段により自動変速機を制御する電子制御装置であって、前記自動変速機を構成する複数の駆動部品毎に前記単位処理手段として設けられ、該駆動部品に対する駆動制御処理の内容を所定の駆動制御要求メッセージに基づき決定し、該決定した内容の駆動制御処理を夫々行う複数の駆動制御手段と、前記自動変速機の変速段を切替える変速制御を行うべきかどうかの変速判断を行い、その結果変速制御を行うべきと判断すると、該行うべき変速制御の種別である変速種別を決定し、該変速種別を示す変速種別情報を含む駆動制御要求メッセージを、前記駆動制御手段の少なくとも1つに出力する変速制御手段と、を備え、前記変速制御手段は、前記変速判断の結果、変速制御を行うべきと判断すると、更に、現在変速制御が実行中かどうかを判断し、実行中であるときには、該実行中である変速制御の進行度合を検出し、該進行度合を示す進行度合情報を出力することにより、前記駆動制御手段に、該変速種別および該進行度合に応じた駆動制御処理を行わせることを特徴とする自動変速機の電子制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/02 ,  F16H 59:68 ,  F16H 63:12
FI (3件):
F16H 61/02 ,  F16H 59:68 ,  F16H 63:12
Fターム (15件):
3J052AA01 ,  3J052CA01 ,  3J052EA02 ,  3J052FA01 ,  3J052FB22 ,  3J052FB31 ,  3J052FB34 ,  3J052GC13 ,  3J052GC23 ,  3J052GC43 ,  3J052GC44 ,  3J052GC46 ,  3J052HA02 ,  3J052KA01 ,  3J052LA01
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 電子制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-004481   出願人:株式会社デンソー
  • 自動変速機の変速制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-109868   出願人:トヨタ自動車株式会社, 株式会社デンソー, 富士通テン株式会社
  • 決定量を求めるシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-095277   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
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