特許
J-GLOBAL ID:200903026791688846

燃料蒸発ガスパージシステムの故障診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-340416
公開番号(公開出願番号):特開平9-177617
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】 燃料蒸発ガスパージシステムの故障診断を適正時期に行う。【解決手段】 制御回路39は、燃料蒸発ガスパージシステム21内に大気圧又は吸気管負圧を導入した時の圧力又はその後の圧力変化に基づいて故障の有無を診断する。この際、故障診断実行中の大気圧変化量が所定値以上の時に故障診断を禁止する。大気圧変化量が大きいと圧力検出精度が低下するためである。また、故障診断実行中の大気圧と吸気管圧力との差圧が所定値未満の時にも故障診断を禁止する。燃料蒸発ガスパージシステム内に十分な吸気管負圧を導入できないためである。また、始動後のパージ実行積算時間又は積算パージ量が所定値未満の時にも故障診断を禁止する。キャニスタ23のパージが不足して吸気管12内への燃料蒸発ガスの流入量が多くなり、オーバーリッチとなるためである。また、空燃比フィードバック補正量が所定値以上のときも故障診断を禁止する。
請求項(抜粋):
燃料タンクから発生する燃料蒸発ガスを吸着するキャニスタと、このキャニスタ内に吸着されている燃料蒸発ガスを内燃機関の吸気管へパージするパージ通路と、前記内燃機関の運転状態に応じて前記燃料蒸発ガスのパージ量を制御するパージ制御弁とを備えた燃料蒸発ガスパージシステムにおいて、前記燃料蒸発ガスパージシステム内に正圧又は負圧を導入したときの圧力又はその後の圧力変化に基づいて該燃料蒸発ガスパージシステムの故障の有無を診断する故障診断手段を備え、前記故障診断手段は、故障診断実行中の大気圧変化量が所定値以上の時に故障診断を禁止することを特徴とする燃料蒸発ガスパージシステムの故障診断装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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