特許

J-GLOBAL ID：200903026902685647

脱炭滓を用いた溶銑脱燐方法

発明者： 北村 信也 ,  佐々木 直人 ,  山崎 強
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 秋沢 政光
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-313189
公開番号（公開出願番号）：特開2001-131624
出願日： 1999年11月04日
公開日（公表日）： 2001年05月15日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 溶銑脱燐の際、ハロゲン化物を用いることなく脱燐効率を上げ、スラグ発生量を低下させる。【解決手段】 生石灰と、酸化鉄及び/又は酸素ガスを溶銑中に添加する溶銑脱燐において、Fe3+/(Fe3++Fe2+)を0.3以上とした転炉脱炭滓を用いて脱燐処理する。上記脱炭滓は転炉脱炭後のスラグに酸化性ガスを吹き付け、又は/及び、吹き込む事により、あるいは溶融状態でFe3+/(Fe3++Fe2+)が0.6以上の酸化鉄を混合する事による。上記の溶銑脱燐方法において、該脱炭滓を3mm以下に粉砕し、生石炭、酸化鉄、酸素ガスの1種又は2種以上とともに溶銑内へインジェクションする、あるいは、該脱炭滓を炉内に残留させたまま次チャージの溶銑を転炉に装入し、生石炭、酸化鉄、酸素ガスの1種又は2種以上を供給する、あるいは、上記供給物とともにSiO2、Al2O3、MgOの1種又は2種以上を混したものを用いる。

請求項（抜粋）：

生石灰と、酸化鉄及び/又は酸素ガスを用いた溶銑脱燐方法において、Fe3+/(Fe3++Fe2+)を0.3以上とした転炉脱炭滓を用いることを特徴とする溶銑脱燐方法。

IPC (3件)：

C21C 1/02 110 ,  C21C 5/36 ,  C21C 7/064

FI (3件)：

C21C 1/02 110 ,  C21C 5/36 ,  C21C 7/064 A

Fターム (18件)：

4K002AB02 ,  4K002AE01 ,  4K002AE06 ,  4K013BA03 ,  4K013CB04 ,  4K013CF01 ,  4K013EA02 ,  4K013EA03 ,  4K013EA04 ,  4K013EA05 ,  4K013EA39 ,  4K013FA05 ,  4K014AA03 ,  4K014AB03 ,  4K014AB04 ,  4K014AB28 ,  4K014AC14 ,  4K014AE01

引用特許：

審査官引用 (7件)

• 特開昭57-140808
  
• 脱炭滓をリサイクルする転炉製鋼法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-006744   出願人：新日本製鐵株式会社
• 溶銑の脱りん方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-301053   出願人：住友金属工業株式会社
• 特公平2-014404
  
• 特開昭57-140808
  
• 特公平2-014404
  
• 溶銑脱燐方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-137596   出願人：新日本製鐵株式会社

引用文献：

審査官引用 (2件)

• 鉄と鋼, 1990, 第6号, 72-79
• 鉄と鋼, 1990, 第6号, 72-79