特許
J-GLOBAL ID:200903026947789877

地中熱利用冷暖房システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 富崎 元成 ,  円城寺 貞夫 ,  町田 光信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-102391
公開番号(公開出願番号):特開2009-250581
出願日: 2008年04月10日
公開日(公表日): 2009年10月29日
要約:
【課題】地下建造物の外壁側に地中熱空間を設け熱交換を行なえる構成にした地中熱利用冷暖房システムの提供。【解決手段】本発明の地中熱利用冷暖房システムは、地上建造物1の下部に位置する地下建造物2の外壁に第1鋼材3を取り付け、この第1鋼材3の地盤壁側に土留めのため第1鋼材間に跨って設けられる鉄板15を設けている。第1鋼材3の内側に設けられる内壁部材6,7,8と、鉄板15との間の第1鋼材3の空間を地中熱を有する空気を滞留させる地中熱空間10とする。又、鉄板15と結合する第2鋼材4を地下建造物2周囲に埋設する。これら鋼材で吸熱した地中熱を含む空気を地中熱空間10を介して地上建造物1との間を循環させ、冷暖房を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
地上に建造される地上建造物(1)と、前記地上建造物の真下又はその近傍の地下壕に設置される地下建造物(2)とからなる建造物において、 前記地下建造物(2)の壁の骨組体をなし、熱伝導率の高い材料で構成される中間壁部材(3)と、 この中間壁部材(3)の地盤側に設けられ、前記地盤の土留めするとともに前記地盤側からの熱が伝導可能な外壁部材(15)と、 前記中間壁部材(3)の前記地盤の反対側に設けられ、前記地下建造物の壁面を構成する内壁部材(6,7,8)と、 前記中間壁部材(3)を挟み、前記外壁部材と前記内壁部材との間に形成され、前記外壁部材近傍の地中の温度とほぼ同一な温度の空気を滞留させる地中熱空間(10)と、 この地中熱空間(10)の空気の温度と外気の温度との差を利用して、前記建造物内の冷房又は暖房を行うための空気熱交換装置(11,20,21)と からなる地中熱利用冷暖房システム。
IPC (2件):
F24J 3/08 ,  F25B 27/00
FI (2件):
F24J3/08 ,  F25B27/00 P
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (14件)
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