特許
J-GLOBAL ID:200903027433804008

摩擦点接合方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  伊藤 孝夫 ,  樋口 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-226342
公開番号(公開出願番号):特開2006-043720
出願日: 2004年08月03日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】 受け具側に凹痕が付いたり、接合部付近が熱変形したりすることを効果的に抑制することができる摩擦点接合方法およびその装置を提供する。【解決手段】 回転ツール4と、受け具5とを移動可能であるように準備し、金属部材W2と受け具5との間に、直接受け面15aが受け具5の受け面5aよりも広い面積を有する中間受け治具15を準備し、各接合位置P1において、重ねられた金属部材W1,W2と中間受け治具15とを当接させるとともに中間受け治具15を加熱手段16で加熱し、回転ツール4と受け具5とを各接合位置P1に順次移動させ、回転ツール4を回転させながら受け具5側に移動させ、その先端部4bで金属部材W1,W2を押圧するとともに、中間受け治具15を介して受け具5で押圧力を受け、金属部材W1、W2を摩擦熱で軟化させて塑性流動を生じさせ、この金属部材W1,W2同士を接合させる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
複数の金属部材を重ね、該金属部材上に点在する複数の接合位置で、順次該金属部材同士を摩擦接合させる摩擦点接合方法であって、 上記金属部材の一方の側から回転しつつ押圧する回転ツールと、上記金属部材の他方の側から上記回転ツールの押圧力を受ける受け具とを上記各接合位置間の移動が可能であるように準備し、 上記金属部材と上記受け具との間に介在させる治具であって、上記金属部材に当接する直接受け面が、上記受け具の受け面よりも広い面積を有する中間受け治具を準備し、 上記各接合位置において、重ねられた上記金属部材と上記中間受け治具とを当接させるとともに該中間受け治具を加熱し、 上記回転ツールと上記受け具とを上記各接合位置に順次移動させ、 該各接合位置において、上記回転ツールを回転させながら上記受け具側に移動させ、その先端部で上記金属部材を押圧するとともに、上記中間受け治具を介して上記受け具で押圧力を受け、上記金属部材を上記回転ツールとの間に発生する摩擦熱で軟化させて塑性流動を生じさせ、該金属部材同士を接合させることを特徴とする摩擦点接合方法。
IPC (1件):
B23K 20/12
FI (2件):
B23K20/12 340 ,  B23K20/12 364
Fターム (6件):
4E067BG00 ,  4E067BG01 ,  4E067CA04 ,  4E067DC05 ,  4E067EA07 ,  4E067EC03
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
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