特許
J-GLOBAL ID:200903027564937909
EGR制御システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
山崎 宏
, 田中 光雄
, 前田 厚司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-031548
公開番号(公開出願番号):特開2009-197801
出願日: 2009年02月13日
公開日(公表日): 2009年09月03日
要約:
【課題】内部で生じる過渡運転中のエンジン内の流体力学的状態を考慮し、EGRシステムにおけるエンジンのアクティブ制御に向けられた制御システムを備える内燃エンジンを提供すること。【解決手段】排気ガス循環システムを備えた内燃エンジンにおいて、エンジンの吸気パイプ、排気パイプ、及び循環パイプの流体力学的状態を調整する物理学的法則に基づいて構成されている「有効ラムダ」と「有効EGRパーセンテージ」の量の分析モデルを処理するように設計された電子制御手段が設けられている。モデルによって評価された前記量の値と、エンジンの運転状態に関連する前記量の基準値との偏差に基づいて、循環回路を制御する弁の制御に関する補正の動作が実行される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
主空気パイプと、
前記主空気パイプの下流にあって前記主空気パイプを通過する量よりも多いガス質量が通過する吸気パイプと、
前記吸気パイプと排気パイプをそれぞれ制御する少なくとも1つの吸気弁と少なくとも1つの排気弁とを備えた少なくとも1つのシリンダと、
排気ガス循環弁により制御され、排気パイプを流れる排気ガスの一部を吸気パイプに再供給する
排気ガス循環のための少なくとも1つの循環パイプ、又は弁可変駆動システムを用いてシリンダの燃焼室内で直接排気ガスを循環する手段と、
前記主空気パイプを通過する空気の流量センサと、
エンジンの運転状態を検出する第1センサ手段と、
前記吸気パイプと排気パイプの流体力学状態を検出する第2センサ手段と、
前記少なくとも1つの循環パイプの前記循環弁、又は前記弁可変駆動システムを出力信号を介して制御するように設計された電子制御手段とからなり、
前記電子制御手段は、前記主空気パイプを通過する空気の流量センサと前記第2センサ手段に基づいて、前記少なくとも1つの循環パイプ内、又は前記シリンダの燃焼室内を循環する排気ガスの質量流量を指示する第1信号を処理するように設計された制御ブロック(23)を有する、内燃エンジンにおいて、
前記エンジンは、前記電子制御手段が第2制御ブロック(18)からなり、該第2制御ブロック(18)は、前記第1センサ手段と前記第2センサ手段により伝送されるデータに基づいて、安定状態条件での前記量の基準値が、前記吸気パイプ内を循環するガス質量の状態を表す少なくとも1つの量に起因するように設計され、
前記電子制御手段はさらに、第3補正ブロック(19,20)からなり、第3補正ブロックは、前記吸気パイプ、前記排気パイプ、及び前記循環パイプのうち1又はそれ以上における流体力学的状態を調整する物理法則により構成される前記量の分析モデルを処理するように設計され、前記分析モデルは、前記第1センサ手段、前記第2センサ手段、及び前記流量センサによって伝送されるデータに基づいて、前記量の実際値の評価を生成し、前記補正ブロック(19,20)は、前記基準値と前記評価値の間の偏差の補正の動作を想定し、
前記基準値と前記評価値の間の偏差の補正の動作は、排気ガスの補正流量を示す第2信号が生成されるようにし、前記第2信号は、前記第1信号に加えられ、前記少なくとも1つの循環パイプ内又はシリンダの燃焼室内を直接循環する排気ガスの補正流量を生じさせるように、前記電子手段の出力信号を生成することができ、この出力信号に前記基準値と前記評価値の間の等価が相当する、内燃エンジン。
IPC (3件):
F02M 25/07
, F02B 37/00
, F02D 21/08
FI (5件):
F02M25/07 550R
, F02B37/00 302F
, F02M25/07 550C
, F02D21/08 311B
, F02D21/08 301H
Fターム (48件):
3G005EA16
, 3G005FA04
, 3G005FA05
, 3G005FA35
, 3G005GE04
, 3G005HA05
, 3G005HA12
, 3G005JA02
, 3G005JA05
, 3G005JA12
, 3G005JA13
, 3G005JA24
, 3G005JA36
, 3G005JA39
, 3G005JA42
, 3G005JA45
, 3G005JB04
, 3G005JB05
, 3G062AA05
, 3G062BA04
, 3G062FA04
, 3G062GA01
, 3G062GA02
, 3G062GA06
, 3G062GA12
, 3G062GA14
, 3G062GA15
, 3G062GA17
, 3G092AA02
, 3G092AA17
, 3G092DB03
, 3G092DC08
, 3G092DC09
, 3G092DC15
, 3G092GA11
, 3G092HA01Z
, 3G092HA04Z
, 3G092HA05Z
, 3G092HB01Z
, 3G092HC01Z
, 3G092HD01Z
, 3G092HD02Z
, 3G092HD04Z
, 3G092HD05Z
, 3G092HD07X
, 3G092HD08Z
, 3G092HE01Z
, 3G092HG08Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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内燃機関の排気還流装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-153130
出願人:トヨタ自動車株式会社
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内燃機関の制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-114585
出願人:本田技研工業株式会社
-
内燃機関の制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-056569
出願人:本田技研工業株式会社
-
内燃機関の吸気流量制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-276352
出願人:株式会社日立製作所
-
内燃機関の排気還流装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-143880
出願人:トヨタ自動車株式会社
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エンジンの制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-075369
出願人:日産自動車株式会社
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