特許
J-GLOBAL ID:200903027604081433

調圧リザーバおよびそれを用いた車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-271959
公開番号(公開出願番号):特開2006-151362
出願日: 2005年09月20日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】 ボール弁のリフト量の管理が容易に行える調圧リザーバとする。【解決手段】 シャフト25の大径部25cがバルブシート22の下面22aに接触し、ピストン26の上面26aがハウジング40のうちリザーバ室20Cを構成する壁面の上端面20Dと接触しないような構成とする。これにより、バルブシート22の下面22aに接触するシャフト25の大径部25cよりも上の部分、つまりシャフト25の小径部25bの軸方向のサイズのみによりボール弁21のリフト量を設定することが可能となる。したがって、シャフト25をピストン26と一体化する際にバラツキが生じたり、ボール弁21、バルブシート22およびフィルタ構成部品23などによるユニットをリザーバ孔20A内にカシメ固定する際にバラツキが生じても、それをキャンセルできる。これにより、ボール弁21のリフト量の管理が容易に行える調圧リザーバ20にできる。【選択図】図2-a
請求項(抜粋):
ハウジング(40)と、 前記ハウジングに設けられ、該ハウジングに設けられた流入管路(D)に接続される第1リザーバ孔(20A)と、 前記ハウジングに設けられ、該ハウジングに設けられた流出管路(B、C)に接続されると共に、前記第1リザーバ孔に接続された第2リザーバ孔(20B)と、 前記流入管路を通じて流入される流体の通路となる穴部を有し、前記第1リザーバ孔を構成する前記ハウジングに固定されたバルブシート(22)と、 前記第1リザーバ孔内において、前記バルブシートよりも前記流体の流路の上流側に位置し、前記バルブシートに着座することにより前記穴部の開閉を行うボール弁(21)と、 前記穴部内に挿入され、その挿入方向を軸方向として該軸方向に移動することで、前記ボール弁と接し、前記ボール弁による前記穴部の開閉を行わせる座面(25a)を有するシャフト(25)と、 前記シャフトと一体とされ、前記第2リザーバ孔内を摺動するピストン(26)と、 前記第2リザーバ孔内に位置し、前記バルブシートの穴部と連通すると共に、前記第2リザーバ孔を形成する前記ハウジングの壁面および前記ピストンとで区画されたリザーバ室(20C)とを備えてなる調圧リザーバであって、 前記シャフトは、前記穴部内に挿入される小径部(25b)を有すると共に、前記バルブシートの下面(22a)と接触する位置決め接触点を有する位置決め部(25c)を有し、前記小径部の先端に前記座面が形成された構成となっており、 前記ハウジングのうち前記リザーバ室(20C)を構成する壁面の上端面(20D)となる部分において、前記流出管路が接続され、 前記シャフトにおける前記位置決め部の位置決め接触点が前記バルブシートの下面に接するときに、前記ピストンの上面(26a)と前記ハウジングのうち前記リザーバ室を構成する壁面の前記上端面(20D)の全面との間に隙間が空くようになっていることを特徴とする調圧リザーバ。
IPC (1件):
B60T 8/48
FI (1件):
B60T8/48
Fターム (8件):
3D046BB11 ,  3D046CC02 ,  3D046DD02 ,  3D046EE01 ,  3D046LL17 ,  3D046LL46 ,  3D046LL47 ,  3D046LL50
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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