特許
J-GLOBAL ID:200903009351617090

ABS用調圧リザ-バ及びそれを用いた車両用ブレ-キ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-209588
公開番号(公開出願番号):特開2000-142346
出願日: 1999年07月23日
公開日(公表日): 2000年05月23日
要約:
【要約】【課題】 ボール弁の不安定な動きをなくし、ブレーキ液の脈動を緩和する。【解決手段】 リザーバ室20C内に収容されている流体が所定量以下であるときには、ピン23の先端部分がボール弁21を押して弁孔を開き、リザーバ室20C内に所定量の流体で満たされるとピン23の先端部分がボール弁21から離れ、ボール弁21にて弁孔を閉じるように構成された調圧弁を備えた調圧リザーバにおいて、ピン23の先端部分が、該ピンの摺動方向に対して傾斜した面を成すようにする。このように、ピン23の先端部分がピン23の摺動方向に対して傾斜した形状を成していれば、ボール弁21が傾斜した部分と弁座22の一部又はハウジング40の内壁面との少なくとも2点に接触するようになり、複数点でボール弁21を支持できる。これにより、ボール弁の不安定な動きをなくすことができる。
請求項(抜粋):
ハウジング(40)と、前記ハウジング内に設けられると共に弁孔を有する弁座(22)と、前記ハウジングに設けられた管路(D)内に備えられ前記弁座に着座することにより前記弁孔の開閉を行うボール弁(21)と、前記弁孔内を摺動するピン(23)とを備えた調圧弁と、前記ハウジングに形成され、前記弁孔と連通すると共に前記調圧弁の下流側に位置してなるリザーバ室(20C)と、前記リザーバ室内を摺動するリザーバピストン(24)と、を備え、前記ピンは前記リザーバピストンに接続され、該リザーバピストンと連動するようになっており、前記リザーバ室内に収容されている流体が所定量未満であるときには、前記ピンの先端部分が前記ボール弁を押して前記弁孔を開き、前記リザーバ室内が前記所定量の流体で満たされると前記ボール弁にて前記弁孔が閉じられるように構成されており、前記ピンの先端部分は、該ピンの摺動方向に対して傾斜した形状を成していることを特徴とするABS用調圧リザーバ。
IPC (2件):
B60T 8/26 ,  B60T 8/48
FI (2件):
B60T 8/26 H ,  B60T 8/48
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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