特許
J-GLOBAL ID:200903027841033320

筒内直噴式火花点火エンジンの燃焼室

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-028683
公開番号(公開出願番号):特開平10-220229
出願日: 1998年02月10日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【目的】 成層燃焼時の燃料噴射終了時期を燃料噴射量に応じて広範囲に設定できるようにする。【構成】 燃焼室14をペントルーフ形とし、インジェクタ15を燃焼室14の頂部12bにシリンダ11の軸線に対して排気バルブ側へ傾斜させた状態で配設し、吸気ポート16を排気側ペントルーフ面12dの延長線LEX側へ傾斜させて筒内吸入空気が排気側ペントルーフ面12d方向へ流出してタンブル流が生起されるようにする。またピストン頂面13aには、排気側ペントルーフ面側から流入するタンブル流を吸気側ペントルーフ面方向へターンさせるために曲面形状のキャビティ13bを形成し、点火プラグの発火部23aをキャビティ13bからのタンブル流の流出方向に配設する。極低負荷運転時は点火直前で終了する燃料噴霧の後端に着火させ、また低中負荷運転時は上記キャビティ13bに衝突して上方へ巻上がった燃料噴霧に着火させる。
請求項(抜粋):
吸気バルブ側のルーフと、排気バルブ側のルーフと、吸入空気を導入するために上記吸気バルブ側ルーフに設けられた吸気バルブと、排気ガスを放出するために上記排気バルブ側ルーフに設けられた排気バルブと、ピストンと、シリンダと、点火プラグとを有する筒内直噴式火花点火エンジンの燃焼室において、上記吸気バルブ側ルーフと上記排気バルブ側ルーフとの間に配置され、上記シリンダの軸線に対して上記排気バルブ側へ第一の傾斜角だけ傾けられたインジェクタと、上記排気バルブ側ルーフに沿って吸気のタンブル流を形成するように、上記排気バルブ側ルーフの延長線に対して平行を含む鋭角に上記吸気バルブ側に配設された吸気ポートとを具備し、上記ピストンは上記インジェクタから噴射された燃料噴霧を吸気タンブル流とともに上記吸気バルブ側ルーフ方向へ反射するように形成された曲面形状のピストンキャビティを有し、上記点火プラグは上記吸気バルブ側ルーフから突出するとともに、上記タンブル流及び上記ピストンキャビティによって反射された燃料噴霧の流出位置に配設される電極を有することを特徴とする筒内直噴式火花点火エンジンの燃焼室。
IPC (2件):
F02B 23/10 ,  F02B 23/08
FI (4件):
F02B 23/10 M ,  F02B 23/10 D ,  F02B 23/10 Z ,  F02B 23/08 Q
引用特許:
審査官引用 (6件)
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