特許
J-GLOBAL ID:200903028040397350
エンジンのシリンダヘッド構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
永田 良昭
, 永田 元昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-056079
公開番号(公開出願番号):特開2006-242030
出願日: 2005年03月01日
公開日(公表日): 2006年09月14日
要約:
【課題】 この発明は、エンジンのシリンダヘッド構造において、限られた冷却水を効率的に流動させることにより、点火プラグ孔壁の冷却性を向上させつつも、ウォータジャケットの排気側の冷却性能を吸気側に比して効率的に向上することができるエンジンのシリンダヘッド構造を提供することを目的とする。 【解決手段】 第一流動制限縦ビード81を設けることにより、冷却水の流動が絞られ、この部位で流速が速まることになる。排気ポート14,14間の流れ込み領域31cには冷却通路35が開口しているため、この部位で流速が速まることでベンチュリ効果によって冷却通路35から冷却水の吸い出しが生じることになり、排気側の冷却性能が高まる。 【選択図】 図9
請求項(抜粋):
吸気二弁、排気二弁で動弁機構を構成し、略中央に点火プラグを配置した気筒を、列方向に複数配置し、該気筒の点火プラグ孔壁の周辺を気筒列方向に冷却水が流れる主ウォータジャケットを備えると共に、排気ポート壁の周辺を気筒列方向に冷却水が流れる排気側副ウォータジャケットを備え、該主ウォータジャケットと該排気側副ウォータジャケットが気筒間で連通するように構成したエンジンのシリンダヘッド構造であって、
前記主ウォータジャケットにおける点火プラグ孔壁から排気ポート壁側の最少通路断面積と点火プラグ孔壁から吸気ポート壁側の最少通路断面積とを、点火プラグ孔壁の排気ポート壁と対面する部位に形成した第一縦ビード部と点火プラグ孔壁の吸気ポート壁と対面する部位に形成した第二縦ビード部とにより、排気側が大きくなるように設定し、
前記一対の排気ポートの間に、シリンダヘッド下面に一端が開口し、他端が点火プラグ孔壁に対向して開口する冷却通路を形成し、
前記第一縦ビード部を、主ウォータジャケットの冷却水流れ方向の上流側に位置する排気ポート壁に対面する点火プラグ孔壁に形成した
エンジンのシリンダヘッド構造。
IPC (4件):
F02F 1/38
, F01P 3/02
, F01P 3/16
, F02F 1/40
FI (5件):
F02F1/38 A
, F02F1/38 B
, F01P3/02 F
, F01P3/16
, F02F1/40 A
Fターム (10件):
3G024AA04
, 3G024AA09
, 3G024AA11
, 3G024AA15
, 3G024CA12
, 3G024CA26
, 3G024DA06
, 3G024DA10
, 3G024DA18
, 3G024FA03
引用特許:
出願人引用 (5件)
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内燃機関のシリンダヘッド構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-118423
出願人:日産自動車株式会社
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シリンダヘッド構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-009149
出願人:三菱自動車工業株式会社, 三菱自動車エンジニアリング株式会社
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内燃機関のシリンダヘッド冷却構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-026063
出願人:トヨタ自動車株式会社, ダイハツ工業株式会社
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審査官引用 (4件)