特許
J-GLOBAL ID:200903028634053236
ブレーキ液圧制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-325462
公開番号(公開出願番号):特開平8-175369
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 ABS装置を利用しPバルブ制御を行わせる場合において、故障時でも、前後輪間での制動力差を適宜制御する。【構成】 コントローラ100は、例えば車輪速センサ信号線111〜113の断線などの異常発生等を監視し正常か否かの判断をする。通常時には、後輪のABSアクチュエータを制御しPバルブと同等の効果を出し、フェイル時にはブレーキング時は後輪側を減圧状態とする。例えばABS装置が正常でなくなった場合、ブレーキペダル操作に連動するストップランプスイッチ61を利用し、ソレノイド14Raへの通電を行わせて後輪用減圧電磁弁(14R)を開き、マスターシリンダの後輪側の液量を所定量だけABS装置のリザーバに逃がし、後輪側のブレーキ液圧上昇を抑制する。
請求項(抜粋):
ドライバのブレーキ操作に起因したブレーキ操作圧を発生するマスターシリンダと各車輪毎に配設され、ブレーキ操作圧の供給により制動圧を発生させるホイールシリンダとの間に配置し、ホイールシリンダの制動圧の減圧制御可能なアクチュエータと、該アクチュエータが駆動された場合にホイールシリンダの制動圧が溜まる所定の容積を有するリザーバと、制動時に後輪側の制動圧の減圧制御を行い、前後輪間での制動力差を発生させる液圧制御手段と、を有するブレーキ液圧制御装置において、前記液圧制御手段の故障の有無を判断する判断手段と、該判断手段による判断の結果、故障が有ると判断された場合に、後輪側のホイールシリンダへ供給されるブレーキ操作圧の一部を前記リザーバに逃して、後輪側の制動圧上昇を抑制する手段とを設けたことを特徴とするブレーキ液圧制御装置。
引用特許:
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