特許
J-GLOBAL ID:200903028820539548

排熱回収システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-017281
公開番号(公開出願番号):特開2002-221008
出願日: 2001年01月25日
公開日(公表日): 2002年08月09日
要約:
【要約】【課題】 安価な構成で動力を取り出して、排熱を有効に回収する。【解決手段】 エンジン1からの排ガスの熱により水蒸気ボイラ5で水蒸気を発生させ、その水蒸気で水蒸気タービン9を駆動する。エンジン1からのエンジン冷却後のジャケット冷却水の熱により、蒸気発生装置14でアンモニア-水系混合流体の気液混合蒸気を発生させ、その気液混合蒸気から分留器17で低温蒸気成分を分離し、その低温蒸気成分により低温蒸気タービン18を駆動する。両タービン9,18により発電機22を駆動し、エンジン1からの排熱を電力として回収する。水蒸気ボイラ5を経た後の排ガスからの排熱によりアンモニア-水系混合流体の気液混合蒸気を発生させ、その気液混合蒸気をも分留器17に供給し、分留器17から低温蒸気タービン18に高温の低温蒸気成分を供給し、低温蒸気タービン18の出力を増加する。
請求項(抜粋):
エンジン(1) からの排ガスを取り出す排ガス配管(4) に、排ガスの熱によって水蒸気を発生する水蒸気ボイラ(5) を介装し、前記水蒸気ボイラ(5) に第1の循環配管(8) を接続するとともに、前記第1の循環配管(8) に、前記水蒸気ボイラ(5) で発生した水蒸気によって駆動する水蒸気タービン(9) と、前記水蒸気タービン(9) を経た後の水蒸気を水に戻す第1の復水器(10)とをその順に直列接続し、前記エンジン(1) からのエンジン冷却後のジャケット冷却水を取り出す冷却水配管(13)に、ジャケット冷却水の熱によって、水よりも低温で蒸発を開始する2成分系混合流体の気液混合蒸気を発生する蒸気発生装置(14)を介装し、前記蒸気発生装置(14)に第2の循環配管(16)を接続するとともに、前記第2の循環配管(16)に、2成分系混合流体の気液混合蒸気から低温蒸気成分を分離する分留器(17)と、前記分留器(17)で分離された低温蒸気成分によって駆動する低温蒸気タービン(18)と、前記低温蒸気タービン(18)を経た後の低温蒸気成分を水に戻す第2の復水器(19)とをその順に直列接続し、かつ、前記分留器(17)と前記第2の復水器(19)とを、前記分留器(17)で分離された2成分系混合流体の液成分を前記第2の復水器(19)に戻す第1の配管(20)を介して接続し、前記水蒸気タービン(9) および前記低温蒸気タービン(18)に駆動装置(22)を連動連結し、前記排ガス配管(4) の前記水蒸気ボイラ(5) の下流側に、前記水蒸気ボイラ(5) を経た後の排ガスからの排熱を取り出す低温蒸気ボイラ(23)を介装し、前記低温蒸気ボイラ(23)に、前記第2の復水器(19)と前記分留器(17)とを接続する第2の配管(24)を伝熱可能に設けてあることを特徴とする排熱回収システム。
IPC (6件):
F01K 23/10 ,  F01K 25/10 ,  F01K 27/02 ,  F02G 5/00 ,  F02G 5/04 ,  F22B 1/18
FI (6件):
F01K 23/10 Z ,  F01K 25/10 D ,  F01K 27/02 Z ,  F02G 5/00 A ,  F02G 5/04 G ,  F22B 1/18 D
Fターム (11件):
3G081BA02 ,  3G081BA09 ,  3G081BA20 ,  3G081BB00 ,  3G081BB05 ,  3G081BC06 ,  3G081BC07 ,  3G081BD00 ,  3G081DA03 ,  3G081DA14 ,  3G081DA30
引用特許:
出願人引用 (13件)
  • 排熱回収システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-097833   出願人:大阪瓦斯株式会社
  • 排熱回収システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-305582   出願人:大阪瓦斯株式会社
  • バイナリー発電装置の制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-066705   出願人:株式会社日阪製作所
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