特許
J-GLOBAL ID:200903028912870356

セグメント導体型電機子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-245619
公開番号(公開出願番号):特開2006-067674
出願日: 2004年08月25日
公開日(公表日): 2006年03月09日
要約:
【課題】複数のU字形状のセグメント導体を接合して成る電機子巻線において、セグメント導体の接合側端部の突出長さが長く、電機子の小型化を妨げていた。【解決手段】一つのU相巻線90は、交互に配置された複数の波巻部72と複数の重ね巻部82とを含む。波巻部は互いに第1ピッチ離れた第1層導体73a及び第4層導体73bと、U字状曲げ部75と、開いた一対の接合側端部77a及び77bとを含む。重ね巻部は互いに第2ピッチ離れた第2層導体83a及び第3層導体83bと、U字状曲げ部85と、閉じた一対の接合側端部87a及び87bとを含む。第3ピッチ離れた第1層導体及び第2層導体から延びた接合側端部の先端同士78a,88aが接合され、第4ピッチ離れた第3層導体及び第4層導体から延びた先端同士88b、78bが接合されている。第3ピッチ及び第4ピッチは等しくしかも磁極ピッチより1スロットピッチ以上小さい。【選択図】図3
請求項(抜粋):
毎極毎相n個(n=2,3,・・・)のスロット(34)を持つ電機子鉄心(32)と、前記スロット内に径方向内側から外側へ順に収容された第1層導体(73a)、第2層導体(83a)、第3層導体(83b)及び第4層導体(73b)を持つ多相巻線により構成される電機子巻線(40)とから成り、各相巻線(40U、40V及び40W)を構成する第1各相巻線(90)と第2各相巻線(100)とは直列接続又は並列接続され、該第1各相巻線と第2各相巻線は円周方向で交互に配置された複数の波巻部(72)と複数の重ね巻部(82)とをそれぞれ含み、 該波巻部は互いに第1ピッチ離れた前記第1層導体及び第4層導体と、該第1層導体及び第4層導体の各一端を連結するU字状曲げ部(75)と、該第1層導体及び第4層導体の各他端から延び円周方向で遠ざかるように屈曲した一対の接合側端部(77a及び77b)とを含み、該重ね巻部は互いに第2ピッチ離れた前記第2層導体及び第3層導体と、該第2層導体及び第3層導体の各一端を連結するU字状曲げ部(85)と、該第2層導体及び第3層導体の各他端から延び円周方向で近づくように屈曲した一対の接合側端部(87a及び87b)とを含み、 互いに第3ピッチ離れた前記第1層導体及び前記第2層導体からそれぞれ延びた接合側端部の先端同士(78a,88a)が互いに接合され、互いに第4ピッチ離れた前記第3層導体及び前記第4層導体からそれぞれ延びた先端同士(88b、78b)が互いに接合されているセグメント導体型電機子であって、 前記第1各相巻線及び前記第2各相巻線は前記電機子鉄心の円周方向で互いに反対方向にn周回巻装され、前記波巻部及び前記重ね巻部は前記電機子鉄心を周回する毎に隣接スロットに移行して配置され、前記波巻部の一対の前記接合側端部の先端は略2磁極ピッチに開かれ、前記重ね巻部の一対の前記接合側端部の先端は略零ピッチに閉じられ、前記第3ピッチ及び第4ピッチは等しくしかも磁極ピッチより1スロットピッチ以上小さく設定されていることを特徴とするセグメント導体型電機子。
IPC (1件):
H02K 3/04
FI (1件):
H02K3/04 E
Fターム (14件):
5H603AA01 ,  5H603BB01 ,  5H603BB07 ,  5H603BB09 ,  5H603BB12 ,  5H603CA01 ,  5H603CA05 ,  5H603CB02 ,  5H603CB03 ,  5H603CC04 ,  5H603CC17 ,  5H603CD08 ,  5H603CD22 ,  5H603EE01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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