特許
J-GLOBAL ID:200903028973243290

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-334277
公開番号(公開出願番号):特開2005-098431
出願日: 2003年09月25日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】 頻繁に変速操作が行われる走行状態にも対応して、摩擦係合要素を熱害から保護することのできる自動変速機の変速制御装置を提供する。【解決手段】 TCU50は、各摩擦係合要素の蓄熱量を演算し、演算した各摩擦係合要素の蓄熱量Qの何れかが許容値Q1よりも高い場合に、自動変速制御における各変速段への変速タイミングを通常時よりも早い変速タイミングに設定する。変速タイミングを早めることにより、変速時に締結動作する摩擦係合要素のディスク差回転数を減少させ、摩擦係合要素を締結動作させる際の発熱量を抑制する。従って、連続した屈曲路の走行時等のように、同一の変速段への変速が短時間の間に頻繁に行われる走行状態においても、摩擦係合要素の蓄熱量を抑制することができ、各摩擦係合要素を熱害から的確に保護することができる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
複数の摩擦係合要素を選択的に締結制御して変速機の変速制御を行う自動変速機の変速制御装置において、 変速動作時に締結動作する上記摩擦係合要素の発熱量を演算する発熱量演算手段と、 非変速動作時の上記摩擦係合要素の放熱量を演算する放熱量演算手段と、 上記発熱量演算手段で演算した発熱量と上記放熱量演算手段で演算した放熱量とに基づいて上記摩擦係合要素毎の蓄熱量を演算する蓄熱量演算手段と、 上記蓄熱量演算手段で演算した蓄熱量が設定値以上の上記摩擦係合要素が存在するとき、少なくとも、蓄熱量が設定値以上の上記摩擦係合要素を用いた変速段へのアップシフトタイミングを蓄熱量が設定値以下のときより早いタイミングに設定する変速タイミング設定手段とを備えたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H61/10 ,  F16D48/02
FI (2件):
F16H61/10 ,  F16D25/14 640D
Fターム (25件):
3J057AA04 ,  3J057BB04 ,  3J057GA03 ,  3J057GA71 ,  3J057GB02 ,  3J057GB19 ,  3J057GB23 ,  3J057GC08 ,  3J057GE07 ,  3J057HH01 ,  3J057JJ04 ,  3J552MA02 ,  3J552MA12 ,  3J552MA26 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA62 ,  3J552RA03 ,  3J552SB27 ,  3J552SB33 ,  3J552TB02 ,  3J552VA02W ,  3J552VA34W ,  3J552VA48W ,  3J552VC02W
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (8件)
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