特許
J-GLOBAL ID:200903029111658548

燃焼機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-029276
公開番号(公開出願番号):特開平11-211234
出願日: 1998年01月26日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】【課題】 出湯湯温の変動に対する燃焼熱量制御の応答性を向上させると共に、出湯湯温を給湯設定温度に正確に制御することが可能な燃焼機器を提供する。【解決手段】 給湯熱交換器2内の湯温を検出する熱交サーミスタ15を設け、該熱交サーミスタ15により検出される湯温に基づいて給湯熱交換器2の出側の湯温を推定検出する。推定検出された湯温が給湯設定温度よりも予め定めた設定範囲を越えてずれ出湯湯温が給湯設定温度から大幅に外れるときには、推定検出された出側の湯温に基づいた燃焼熱量制御を行う。出湯湯温変動に対する燃焼熱量制御の応答性が向上する。給湯設定温度に対する推定検出された湯温のずれ量が設定範囲以内で出湯湯温がほぼ給湯設定温度であるときには、出湯サーミスタ6により実測された出側の湯温に基づいた燃焼熱量制御に切り換える。出湯湯温を精度良く給湯設定温度に一致させることが可能である。
請求項(抜粋):
給水通路から供給された水を加熱して湯を作り出し該湯を出湯する熱交換器と、該熱交換器を燃焼加熱するバーナと、上記熱交換器に供給される入水温度を検出する入水温度検出手段とを有し、予め定めた給湯設定温度に対する上記熱交換器から流れ出る出側の湯温のずれを補正するために上記出側の湯温に基づいてバーナの燃焼熱量制御を行う燃焼機器において、上記熱交換器から流れ出る出側の湯温を実測する出側湯温検出手段と;上記熱交換器内の湯温を検出する熱交換器湯温検出手段と;上記熱交換器の入側から出側に至るまでに湯水が吸熱する熱量に対する熱交換器の入側から上記熱交換器湯温検出手段の湯温検出部位に至るまでに湯水が吸熱する熱量の割合である寄与率が予め定められ格納されているデータ格納部と;上記熱交換器湯温検出手段により検出された湯温と、上記データ格納部に格納されている寄与率と、入水温度検出手段により検出された入水温度とに基づいて熱交換器から流れ出る出側の湯温を推定検出する熱交換器出側湯温推定検出部と;上記熱交換器出側湯温推定検出手段により推定検出された出側の湯温と給湯設定温度との偏差を検出する偏差検出部と;該偏差検出部により求められた偏差が予め定めた設定範囲以内であるときには上記出側湯温検出手段により実測された熱交換器の出側の湯温に基づいた上記燃焼熱量制御に切り換え、上記偏差検出部により検出された偏差が上記設定範囲から外れたときには上記熱交換器出側湯温推定検出部により推定検出された出側の湯温に基づいた燃焼熱量制御に切り換える燃焼熱量制御切り換え部と;を設けたことを特徴とする燃焼機器。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 複合給湯器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-103325   出願人:株式会社ガスター
  • 複合給湯器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-115485   出願人:株式会社ガスター
  • 給湯装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-136933   出願人:パロマ工業株式会社
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