特許
J-GLOBAL ID:200903029716453794

摩擦トルク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 雄造 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-175589
公開番号(公開出願番号):特開平8-170652
出願日: 1995年06月20日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 摩擦トルク装置のハウジング内又はカバー内に配置された非常に少ない相互連結部品を持つ簡単な構造の摩擦面摩耗自動調整機構を備えた摩擦トルク装置を提供することにある。【構成】 調整機構42は、第1のカム・リング46と、このカム・リングに燐接する第2のカム・リング48とを備えている。第1のカム・リングは、摩擦トルク装置20のカバー32に対し軸線方向の回転を伴わない運動ができる。カバーは駆動部材22にトルクを伝えるように固定してある。第2のカム・リングは、カバー及び第1のカム・リングに対して回転運動をする。第1のカム・リングは、このカム・リングの軸線方向面79に複数の環状の傾斜面80を持つ。第2のカム・リングは、第1のカム・リングの軸線方向面に対向する軸線方向面87に複数の環状の傾斜面88を持つ。カム・リングの相対回転中に、両傾斜面が相互にカム作用を及ぼして両カム・リングの軸線方向変位を増加する。
請求項(抜粋):
駆動部材と、この駆動部材と一緒に回転するように、この駆動部材に連結されたカバーと、このカバーと一緒に回転するように、このカバーに連結された圧力板と、軸線方向に延びる従動軸と、この従動軸と一緒に回転するように、この従動軸に連結され、前記駆動部材と前記圧力板との間に挿入された従動部材と、この従動部材に協働し、前記駆動部材から前記従動部材にトルクを伝えるように、前記駆動部材に係合する摩擦面と、前記従動軸のまわりに延びるレリーズ・アセンブリと、前記カバーと一緒に回転するように、前記カバーに連結された部分を持ち、前記レリーズ・アセンブリに対し半径方向外方位置にある調整機構と、前記レリーズ・アセンブリと前記調整機構との間に挿入され、この調整機構の軸線方向端部に連結された半径方向に延びるレバー部材と、を備え、前記従動動部材及び駆動部材を係合させ又係合を離脱させるように、前記レバー部材を、前記調整機構の軸線方向端部及び前記レリーズ・アセンブリに協働させ、前記調整機構の前記軸線方向端部を前記摩擦面の摩耗に先だっては前記カバーに対して第1の位置に位置させ、前記調整機構の前記軸線方向端部を、前記摩擦面に摩耗が生じた後に、前記カバーに対し前記第1位置から軸線方向に間隔を置いた第2の位置に動かすように、前記レバー部材をさらに前記調整機構と協働させるようにした摩擦トルク位置。
IPC (2件):
F16D 13/46 ,  F16D 13/75
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • クラッチカバー組立体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-006825   出願人:株式会社大金製作所
  • 摩擦クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-317040   出願人:ルークラメレンウントクツプルングスバウゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
  • 摩擦クラツチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-350572   出願人:フィヒテル・ウント・ザックス・アクチエンゲゼルシャフト
全件表示

前のページに戻る