特許
J-GLOBAL ID:200903030597582732

ガスタービンシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-057534
公開番号(公開出願番号):特開平10-252412
出願日: 1997年03月12日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービンの動翼プラットフォームと静翼内側シュラウドとの端部間のシール構造に関し、流れの抵抗体を増してシール性能を向上させる。【解決手段】 動翼1のプラットフォーム2,2′の端部にはシール板21,31が取付けられ、シールフィン22,32と静翼11の内側シュラウド12の端部12a,12b下面のハニカムシール16,17とでシール部を構成する。静翼11からのシール空気はキャビティ14を高圧とし、空間18,19に流入し、又動翼1の冷却空気のもれにより空間18,19から空気がシール部を通り高温燃焼ガス通路に逃げようとするが、シール板21,31の3枚のシールフィン22,32が空気の流れと対向するように傾斜しているので空気抵抗が増し、空気の流出を防止する。これによりシールフィン22,32のない従来よりもシール性能が向上する。
請求項(抜粋):
回転軸の周囲に配置した動翼のプラットフォームの円周方向下部にシール板を設け、同シール板上部が接続するプラットフォーム端部と、動翼と隣接する静翼の内側シュラウド端に設けたハニカムシールとを対向させ、前記動翼のシール板と前記隣接する静翼とで形成される空間を燃焼ガス通路に対してシールするガスタービンシール装置において、前記シール板上部に前記ハニカムシール面に対向して配列する複数のシールフィンを設けると共に、同シールフィンはそれぞれ流出する空気流れに対向して傾斜させ、その傾斜角は、前記ハニカムシール面との角度をθとして、0<θ≦90°であることを特徴とするガスタービンシール装置。
IPC (3件):
F01D 11/04 ,  F01D 9/04 ,  F02C 7/28
FI (3件):
F01D 11/04 ,  F01D 9/04 ,  F02C 7/28 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
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