特許
J-GLOBAL ID:200903030965115872

街路走行車両に用いられるハイドロリック式のブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-312174
公開番号(公開出願番号):特開平7-196030
出願日: 1994年12月15日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 常用ブレーキ操作時でも補助ブレーキ操作時でもほぼ等しいペダル特性線を得る。【構成】 中間ピストン55と協働するばね63を、ペダル特性線を規定する変位シミュレータ用のばねとして形成し、第3の導管24を、弁装置16に設けられた無電流状態で通流位置を取る流出弁37と、リザーバタンク22との間で第2の導管23に接続し、該第2の導管に第3の導管24の接続部とリザーバタンク22との間で、無電流状態で遮断位置を取る電磁操作される第2の遮断弁46を設け、ブレーキ回路11の第2の導管23に第1の遮断弁41と第2の遮断弁46との間で、マスタブレーキシリンダ12の、ペダルとは反対の側の第2の圧力室27から出発する第4の導管26を接続し、常用ブレーキの有効時に第1の遮断弁41が、電磁操作された遮断位置を取り、第2の遮断弁46が、電磁操作された通流位置を取るようにし、補助ブレーキの有効時に両遮断弁41,46が、無電流状態の位置に留まるようにする。
請求項(抜粋):
街路走行車両に用いられるハイドロリック式のブレーキ装置(10)であって、ブレーキペダル(48)への作用によって動力操作される常用ブレーキと、フィジカル操作される補助ブレーキとが行なわれるようになっており、ブレーキペダル(48)によって操作可能な、2つの圧力室(25,27)と、ばね(63)に抗して運動可能な中間ピストン(55)とを有するマスタブレーキシリンダ(12)が設けられており、該マスタブレーキシリンダ(12)が圧力媒体のためのリザーバタンク(22)を備えており、該リザーバタンク(22)から少なくとも1つのホイールブレーキシリンダ(13)に通じた、ブレーキ回路(11)の第1の導管(21)が設けられており、該第1の導管(21)にサーボ圧力源(15)が接続されており、ブレーキ回路(11)の少なくとも1つのホイールブレーキシリンダ(13)を前記リザーバタンク(22)に接続する第2の導管(23)が設けられており、少なくとも1つのホイールブレーキシリンダ(13)内の調圧のための弁装置(16)が設けられており、該弁装置(16)が、前記第1の導管(21)に設けられた流入弁(36)と、前記第2の導管(23)に設けられた流出弁(37)とから成っており、マスタブレーキシリンダ(12)に設けられた、ペダル側の第1の圧力室(25)から出発してブレーキ回路(11)に接続された第3の導管(24)が設けられており、該第3の導管(24)に、無電流状態で通流位置を取る電磁操作される第1の遮断弁(41)が配置されている形式のものにおいて、前記中間ピストン(55)と協働するばね(63)が、ペダル特性線を規定する変位シミュレータ用のばねとして形成されており、前記第3の導管(24)が、前記弁装置(16)に設けられた、無電流状態で通流位置を取る流出弁(37)と、圧力媒体のためのリザーバタンク(22)との間で前記第2の導管(23)に接続されており、該第2の導管(23)に、前記第3の導管(24)の接続部と、前記リザーバタンク(22)との間で、無電流状態で遮断位置を取る、電磁操作される第2の遮断弁(46)が設けられており、ブレーキ回路(11)の前記第2の導管(23)に、前記第1の遮断弁(41)と、前記第2の遮断弁(46)との間で、マスタブレーキシリンダ(12)の、ペダルとは反対の側の第2の圧力室(27)から出発する第4の導管(26)が接続されており、常用ブレーキの有効時に前記第1の遮断弁(41)が、電磁操作された遮断位置を取り、前記第2の遮断弁(46)が、電磁操作された通流位置を取るようになっており、補助ブレーキの有効時に前記両遮断弁(41,46)が、無電流状態の位置に留まっていることを特徴とする、街路走行車両に用いられるハイドロリック式のブレーキ装置。
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • サーボブレーキ装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-516460   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
  • 動力で働く油圧式の車両ブレーキ装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-514731   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
  • 車両用ブレーキ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-236511   出願人:日本電装株式会社
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