特許
J-GLOBAL ID:200903031136878202 建築物の壁構造検査装置
発明者:
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出願人/特許権者: 代理人 (1件):
宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-006184
公開番号(公開出願番号):特開2000-206098
出願日: 1999年01月13日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】 建築物の壁構造の内部を定期的または周期的に検査し壁構造の内部にあるきずを探傷しきずの分布状況を無人で連続的に行い検査員に知らせる。【解決手段】 超音波を発信送出しまた受信する超音波探触子を建築物の壁面に当接し建築物の壁の内部構造を検査する建築物の壁構造検査評価装置において、反射されて建築物壁構造検査評価装置へ戻ってくる超音波反射エコーの受信強度や発信送出時間と受信時間との時間差データと該装置内部に保管されている検査参照データベースとをパターンマッチングチェックあるいは相関計算処理を行うことによって壁の内部構造を検査し壁内部の梁と柱のきず種類やきずの個数やきず位置とを検査し、またきず種類やきず個数のデータを各位置毎の度数分布を計算し建築物の壁構造の内部のきず分布を過去の履歴データと参照・照合し建築物の保全度を検査者に知らせる。
請求項(抜粋):
4つの車輪を有する台車と、この台車に取り付けられた4つの車輪の全部あるいは2つを駆動する駆動装置と、上記台車に取り付けられた上記4つの車輪全部を動かし上記台車の向きを変えることが出来る操舵装置と、上記台車に取り付けられ上記台車を手動で操作し動かすことが出来る手動操作装置と、上記台車に2つ取り付けられ被検査建築物の壁との平行度を計測する装置位置検出装置と、前記装置位置検出装置で計測した上記の平行度を演算し上記被検査建築物の壁に沿って上記の平行度を保持しながら所定の検査位置に上記台車を動かす台車制御用計算機と、上記被検査建築物の壁に当接し超音波を発信し壁面内からの反射エコーを受信する検査用超音波探触子と、前記検査用超音波探触子を上記被検査建築物の壁に対して所定の検査位置まで上下に移動させる垂直式スライド式アーム装置と、上記検査用超音波探触子を上記被検査建築物の壁に平行にスライドさせる水平方向スライダ装置と、上記検査用超音波探触子を上記被検査建築物の壁に所定の力で密着させるアーム装置と、上記垂直式スライド式アーム装置と上記水平方向スライダ装置と上記アーム装置を連動させ上記検査用超音波探触子の発信と受信の同期をとり上記被検査建築物の壁の内部構造と内部のきず分布を検査し検査結果を保持する壁構造検査用計算機と、前記検査結果を表示する壁構造検査用計算機表示装置と、上記検査結果を印字するプリンタと、上記台車上部に設置された動力電源盤とを備え、所定の時間間隔で上記被検査建築物の壁の内部構造と内部のきず分布を連続的に検査し、上記被検査建築物の壁の検査データを上記壁構造検査用計算機のデータ記憶部に検査結果として保管し、同一建築物の同一検査場所の過去に収集して保持してある検査結果履歴と今回の検査データとを照合して同一建築物の同一検査場所の経年による変化を知り得るようにしたことを特徴とする建築物の壁構造検査装置。
Fターム (15件):
2G047AA09
, 2G047AA10
, 2G047BC07
, 2G047BC11
, 2G047DA01
, 2G047DA03
, 2G047DB14
, 2G047GA06
, 2G047GA19
, 2G047GE01
, 2G047GG19
, 2G047GG36
, 2G047GG37
, 2G047GH06
, 2G047GJ02
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