特許
J-GLOBAL ID:200903031396984545

容量可変型圧縮機の制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-319466
公開番号(公開出願番号):特開2001-132632
出願日: 1999年11月10日
公開日(公表日): 2001年05月18日
要約:
【要約】【課題】容量可変型圧縮機の制御弁を構成する抜き側弁体に作用する(Pc-Ps)差圧がPc/Psゲインの低下要因となることを根本的に解消する。【解決手段】抜き側弁部V1は、抽気通路27の一部を構成する通路室53を有し、その通路室53をクランク室側領域と吸入室側領域とに区分する境界位置には弁座55が存在する。通路室のクランク室側領域には、抜き側弁体61とベローズ(感圧部材)60とが配設されている。ベローズ60は弁体61を弁座55に着座させる方向に付勢可能で且つクランク圧Pcに感応して変位可能である。弁体61が弁座55に着座するときのシール面積と、ベローズ60の有効面積とは近似又は一致するように設定されている。
請求項(抜粋):
バルブハウジングと、容量可変型圧縮機のクランク室と吸入室とを繋ぐべく前記バルブハウジング内を経由して設定された抽気通路の開度を調節可能な抜き側弁部と、前記圧縮機の吐出室とクランク室とを繋ぐべく前記バルブハウジング内を経由して設定された給気通路の開度を調節可能な入れ側弁部と、前記バルブハウジング内で軸方向に移動可能な作動ロッドとを備え、前記作動ロッドを介しての抜き側弁部及び入れ側弁部の連係した開度調節動作に基づきクランク室の内圧を制御して圧縮機の吐出容量を調節する容量可変型圧縮機の制御弁において、前記抜き側弁部は、前記抽気通路の一部を構成する通路室と、前記通路室をクランク室側領域と吸入室側領域とに区分する境界位置に設けられた弁座と、前記通路室のクランク室側領域に配設されて前記弁座に接離可能な抜き側弁体と、前記通路室のクランク室側領域に配設されて前記抜き側弁体を弁座に着座させる方向に付勢可能であり且つクランク室内圧に感応して変位可能な感圧部材とを備えており、前記抜き側弁体が前記弁座に着座するときの当該弁体によるシール面積と、前記感圧部材の有効面積とが近似又は一致するように設定されていることを特徴とする容量可変型圧縮機の制御弁。
IPC (3件):
F04B 27/14 ,  F04B 49/06 341 ,  F16K 31/06 385
FI (3件):
F04B 49/06 341 A ,  F16K 31/06 385 D ,  F04B 27/08 S
Fターム (41件):
3H045AA04 ,  3H045AA27 ,  3H045BA12 ,  3H045BA37 ,  3H045CA05 ,  3H045CA07 ,  3H045CA24 ,  3H045CA26 ,  3H045DA15 ,  3H045DA42 ,  3H045DA47 ,  3H045EA13 ,  3H045EA16 ,  3H045EA22 ,  3H045EA33 ,  3H045EA38 ,  3H045EA42 ,  3H076AA06 ,  3H076BB10 ,  3H076BB33 ,  3H076BB38 ,  3H076BB43 ,  3H076BB50 ,  3H076CC44 ,  3H076CC84 ,  3H076CC85 ,  3H076CC92 ,  3H076CC93 ,  3H076CC99 ,  3H106DA02 ,  3H106DA12 ,  3H106DA23 ,  3H106DB02 ,  3H106DB12 ,  3H106DB23 ,  3H106DB32 ,  3H106DC02 ,  3H106DC17 ,  3H106DD09 ,  3H106EE07 ,  3H106KK23
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-204754   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 流量補正用制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-075129   出願人:サンデン株式会社
  • 比例弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-260195   出願人:東陶機器株式会社
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