特許
J-GLOBAL ID:200903031553780339

回転慣性質量付きトグル型制震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-172986
公開番号(公開出願番号):特開2008-002165
出願日: 2006年06月22日
公開日(公表日): 2008年01月10日
要約:
【課題】トグル型制震装置の制震効果を高める。【解決手段】回転慣性質量付ダンパー100のシャフト102が軸方向に移動すると、回転体110が軸回りに回転し、更に質量体120が軸回りに回転する(回転体110と質量体120とが一体となって回転する)。すなわち、質量体120の回転慣性力により、建物に対して質量体120がその場を大きく移動することなく、地震などの振動の入力を低減させることができる。このため、建物の振動を抑えることができる。また、ホルダー104と内周面と回転体110の円柱部110Dの外周面との間にエネルギー吸収体を設けた回転慣性質量付きダンパー100を備える回転慣性質量付きトグル型制震装置では、第一アーム38と第二アーム42が必要とする剛性や断面二次モーメント等を小さくできる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
梁と柱とから構成された架構の上梁、又は前記上梁と前記柱との隅部に一端が回転可能に取り付けられた第一アームと、 前記架構の下梁、又は前記下梁と前記柱との隅部に一端が回転可能に取り付けられ、他端と前記第一アームの他端とが所定の角度を持って回転可能に連結された第二アームと、 前記第一アームと前記第二アームとの連結部分と回転可能に連結される第一部材と、前記架構の上梁、下梁、前記上梁と前記柱との隅部、前記下梁と前記柱との隅部、のいずれかに回転可能に連結される第二部材と、を有し、前記第一部材と前記第二部材との軸方向の相対的な直線変位を回転慣性質量の軸回りの回転変位に変換する機構を有する回転慣性質量付ダンパーと、 を備えることを特徴とする回転慣性質量付きトグル型制震装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 ,  F16F 15/02
FI (2件):
E04H9/02 311 ,  F16F15/02 C
Fターム (3件):
3J048AD06 ,  3J048BF08 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (6件)
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