特許
J-GLOBAL ID:200903031960547380

容量可変型斜板式圧縮機、空調用冷房回路及び容量制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-292053
公開番号(公開出願番号):特開2000-002180
出願日: 1998年10月14日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】容量可変型斜板式圧縮機において、揺動斜板を傾角0°の状態からでも確実に復帰可能として、斜板の最小傾角を0°近傍に設定できるようにする。【解決手段】斜板22は、ヒンジ機構23を介して駆動軸6に対し傾動可能かつ同期回転可能に作動連結されている。斜板22の最小傾角は、傾角0°(斜板が駆動軸に対し直交する状態)近くに設定されている。駆動軸6上には、斜板22を挟んで傾角減少バネ26と復帰バネ27とが設けられている。傾角0°近傍から最大傾角に向けての斜板22の復帰は、斜板22の回転に伴って傾角増大方向に作用する回転運動のモーメントと復帰バネ27の付勢力に基づくモーメントとの協働によって確保される。
請求項(抜粋):
ハウジング内に区画形成されたシリンダボア、クランク室、吸入室及び吐出室と、前記シリンダボアに往復動可能に収容されたピストンと、前記クランク室内に回転可能に支持されると共に外部駆動源から動力を伝達される駆動軸と、連結案内機構により前記駆動軸に対し傾動可能且つ同期回転可能に作動連結されるとともに前記駆動軸と同期回転するときには前記ピストンを往復駆動するためのカムプレートとして機能し得る斜板と、前記クランク室の内圧を制御することにより前記斜板の傾角を制御して、前記ピストンの往復動作に伴う前記シリンダボアから前記吐出室への吐出容量を変化させるクランク圧制御機構とを備えた容量可変型斜板式圧縮機において、前記斜板の最小傾角(θmin)は、吐出反力による角度復帰が確実に可能となる限界角度(θB)未満に設定されており、且つ、前記限界角度(θB)未満の傾角状態にある斜板を最大傾角(θmax)に向けて付勢する復帰バネが設けられていることを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機。
IPC (4件):
F04B 27/14 ,  F04B 49/00 361 ,  F16K 31/126 ,  F25B 1/02
FI (4件):
F04B 27/08 S ,  F04B 49/00 361 ,  F16K 31/126 Z ,  F25B 1/02 Z
引用特許:
審査官引用 (11件)
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