特許
J-GLOBAL ID:200903032909392475

車両シート用安全機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柴田 淳一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-011375
公開番号(公開出願番号):特開2003-212088
出願日: 2002年01月21日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 衝突時に車両シートを補強するベルト体において特に前突時の衝撃に対して有効に対処しうる車両シート用安全機構を提供すること。【解決手段】 車両シートのシートバック12の上部位置とシートバック12上方であって後方天井内部に収納されたリトラクター55との間をシートバック12上方の天井内部に収納されたロック機構39を迂回させてベルト体25を配設する。同ベルト体25は常時リトラクター55によって付勢され車両の衝突によってロックされる。特に前方に衝突した場合にはベルト体25のロック機構39との係合が解除されてベルト体25は迂回せずリトラクター55と直結され斜め上方後部からシートバック12を支える。
請求項(抜粋):
座面と、同座面後方に立設されたシートバックとを有する車両シートと、同シートバックよりも上方位置に配設されたリトラクターと、同シートバック上部位置に一端側が連結される一方、他端側が同リトラクターに連結され、同リトラクターによって常時は巻き取り方向に付勢されつつも反巻き取り方向への引き出しが許容され、車両への所定以上の加速度に基づいて反巻き取り方向への引き出しが不能となるベルト体とを備えた車両シート用安全機構において、前記リトラクターを前記シートバックより後方位置に配置し、前記シートバック上部位置から延出された前記ベルト体を同シートバック上方に配置した迂回機構を介して迂回させて前記リトラクターに至らしめる一方、車両への所定以上の前方加速度に基づいて同迂回機構との係合を解除させるとともに、同前方加速度の発生又は同迂回機構との係合解除に基づいて同リトラクターのプリテンショナー装置を作動させ、同ベルト体を巻き取るようにしたことを特徴とする車両シート用安全機構。
Fターム (1件):
3D018MA02
引用特許:
出願人引用 (7件)
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