特許
J-GLOBAL ID:200903033629888340

TCPを用いたレート制御方法、サーバ及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早原 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-266684
公開番号(公開出願番号):特開2008-085950
出願日: 2006年09月29日
公開日(公表日): 2008年04月10日
要約:
【課題】膨大な数の端末と通信するサーバに、大量のトラヒックが集中することによる輻輳負荷状態をできる限り低減し、端末間のリソース利用の公平性を確保することができる、レート制御方法、サーバ及びプログラムを提供する。【解決手段】サーバが、複数の端末からのアクセスによる輻輳負荷状態(回線帯域幅BandWidth[bit/s]、接続中のコネクション数NumConncetions)を測定し、その輻輳負荷状態に基づいて算出ウィンドウサイズkwndを算出する。そして、サーバは、算出ウィンドウサイズkwndと空き受信バッファサイズbuffszとを比較し、小さい方のサイズを受信ウィンドウサイズrwndとして決定し、その受信ウィンドウサイズrwndをTCPヘッダに含めた確認応答を、端末へ送信する。端末は、確認応答ACKメッセージに含まれる受信ウィンドウサイズに応じて、データの送信レートを制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の端末からサーバへ送信されるデータのレート制御方法において、 前記サーバが、複数の端末からのアクセスによる輻輳負荷状態を測定する第1のステップと、 前記サーバが、前記輻輳負荷状態に基づいて算出ウィンドウサイズを算出する第2のステップと、 前記サーバが、前記算出ウィンドウサイズと空き受信バッファサイズとを比較し、小さい方のサイズを受信ウィンドウサイズとして決定する第3のステップと 前記受信ウィンドウサイズをTCP(Transmission Control Protocol)ヘッダに含めた確認応答を、前記端末へ送信する第4のステップと、 前記端末が、前記確認応答に含まれる受信ウィンドウサイズに応じて、データの送信レートを制御する第5のステップと を有することを特徴とするレート制御方法。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  H04L 1/00
FI (2件):
H04L12/56 200D ,  H04L1/00 E
Fターム (17件):
5K014AA01 ,  5K014DA02 ,  5K014FA12 ,  5K030GA13 ,  5K030HA08 ,  5K030HB11 ,  5K030HC01 ,  5K030HD06 ,  5K030JT02 ,  5K030JT06 ,  5K030KA04 ,  5K030KX11 ,  5K030LC03 ,  5K030LC08 ,  5K030LC09 ,  5K030LC11 ,  5K030MB09
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
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